空港で待たされ続ける人々の気持ちは？てんぷくプロ15年前の作品を改稿再演

名古屋の劇団・てんぷくプロが、9月29日から10月2日まで、「トランジット・ルームii」を愛知・七ツ寺共同スタジオにて上演する。

「トランジット・ルームii」は、2001年に上演された「トランジット・ルーム」を大幅改稿した作品。エジプト周遊8日間の旅を終えたパック・ツアーの一行は、機材トラブルのため、トランジットのカイロ国際空港で、4時間も搭乗を待っているのだが……。

上演に際して、劇団旗揚げメンバーの小熊ヒデジは、「青い月の光に照らし出されるトランジット・ルームでの一夜の物語です。お楽しみに！」とコメントしている。

小熊ヒデジ コメント

今回のてんぷくプロは、15年前に初演して好評を頂いた「トランジット・ルーム」を改稿、「ii」として上演します。劇団員である僕が言うのもなんですが、てんぷくプロにはとても面白い役者が揃っています。それに加え今回は、名古屋演劇界選りすぐりの魅力的な客演陣六名を豪華に迎えました。機材トラブルのため、カイロ空港で待たされ続けるパックツアー一行。青い月の光に照らし出されるトランジット・ルームでの一夜の物語です。お楽しみに！