多様な身体で作り出す、倉品淳子演出「BUNNA」が横浜・大阪で

「BUNNA」が山の手事情社の倉品淳子演出により、10月1・2日に神奈川・横浜にぎわい座野毛シャーレ、10月8・9日に大阪・一心寺シアター倶楽にて上演される。

「BUNNA」は、NPO法人ニコちゃんの会と倉品が共同し、演劇ワークショップや俳優講座などを行いながら、高齢の女性や身体の障がいのある人が持つ、他者を揺さぶる声や身体を引き出すことを実践するアートプロジェクト。

今回は、水上勉の「ブンナよ、木からおりてこい」をベースに昨年福岡にて開催された、「身体的にバラエティあふれるひとたちの演劇公演　BUNNA」を踏まえて、神奈川・大阪ツアーを行う。なお難病や障がいのある子供と家族を対象に、各公演に10家族ずつ招待枠を設けているので、興味のある人は問い合わせてみよう。

また公演に先がけて、10歳から15歳の難病や障がいのある子供や兄弟を対象にした「えんげきワークショップ」を、神奈川は9月29日、大阪は10月6日に同会場にて開催。詳細は公式サイトで確認しよう。