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カムカムミニキーナ、新作ホラーの座長に劇団随一の“狂女”藤田記子を指名

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「野狂 ~おのしのこのし~」宣伝ビジュアル

「野狂 ~おのしのこのし~」宣伝ビジュアル

松村武率いるカムカムミニキーナが、7~8月に本公演「野狂(やきょう) ~おのしのこのし~」を上演する。

「納涼ホラー大作」を謳う本作は、歴史の表舞台に登場しないまま不気味に栄え続ける“小野一族”を描いたホラークロニクル。「野狂」と呼ばれ、生死の境を越える地獄の魔人・小野篁(たかむら)は、その孫である絶世の“狂女”小野小町とともに野に下る。2人が秘密の花園で恐ろしい時空召喚の禁術に手を染めてから1000年の時が経った現代では、神が小野一族最後の少女に残酷な血の贖いを求めていた。

上演に際して、主宰の松村は「集団力で具現化する、このまさに野に狂うが如き異次元な作品の座長は、劇団随一の狂女、藤田記子を指名しました」と意気込む。劇団の看板女優でもある藤田の“狂い”っぷりに注目したい。

「野狂 ~おのしのこのし~」は、7月22日に東京の座・高円寺1で開幕。その後、8月に大阪、奈良でも上演される。5月1日10:00から7日23:59までは「劇団最速先行」でチケットの購入が可能。オリジナルのチケットホルダーが付いたプレミアムな内容になっている。

カムカムミニキーナは、旗揚げ26年目の劇団。早稲田大学演劇サークル「演劇倶楽部」のメンバーを中心に結成されたのち、八嶋智人、山崎樹範ら映像で活躍する個性的な役者が所属し、知名度を上げた。全作品の作・演出を手がける主宰の松村は、ハイテンションかつテンポのよい笑いで壮大な世界へ観客を連れ去る独特の作風を得意としている。

松村武コメント

タイトルは小野篁というスーパー貴族のアダ名。井戸を伝って地獄と往来したと言われる無茶なレジェンドで、その孫と言われるのがあの絶世の美女小野小町。他にも小野某は歴史に登場し続け、様々な分野で活躍。やや地味ながら堅実な足跡を残します。しかし現代にまで続いたこの名門の血がついに絶える危機が。その背景に横たわる小野氏千年の恐るべき秘密。真夏の怪談でありながら時空間SF。集団力で具現化する、このまさに野に狂うが如き異次元な作品の座長は、劇団随一の狂女、藤田記子を指名しました。

カムカムミニキーナ「野狂 ~おのしのこのし~」

2016年7月22日(金)~31日(日)
東京都 座・高円寺1

2016年8月6日(土)・7日(日)
大阪府 ABCホール

2016年8月11日(木・祝)
奈良県 やまと郡山城ホール

作・演出:松村武
出演:藤田記子 / 八嶋智人、松村武、吉田晋一 / 瀬戸さおり、福田転球久保酎吉 ほか

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