宝塚歌劇団花組9月の全国ツアーは「仮面のロマネスク」に決定

宝塚歌劇団花組が、9月に行う全国ツアーの演目を発表した。

全国ツアーで上演されるのは、ミュージカル「仮面のロマネスク～ラクロ作『危険な関係』より～」と「グランド・レビュー『Melodia－熱く美しき旋律－』」。「仮面のロマネスク」は、1997年に高嶺ふぶき、花總まりにより初演、2012年に大空祐飛、野々すみ花により再演された、同歌劇団の人気作品だ。1830年のフランス宮廷を舞台に、青年貴族ヴァルモンと未亡人メルトゥイユ公爵夫人の大人の恋の駆け引きを描いた物語に、明日海りおと花乃まりあがどう挑むのか、注目したい。一方「Melodia」は、愛、夢、希望、情熱、哀愁、などさまざまなテーマを盛り込みつつ、花組の魅力をエネルギッシュな歌とダンスで表現するショー。

また9月のバウホール公演では、花組の瀬戸かずや主演による「サイエンス・フィクションラブ・ストーリー『アイラブアインシュタイン』」の上演も決定。作・演出を務める谷貴矢の、宝塚バウホールデビューとなる本作は、天才科学者アルバートとアンドロイドのエルザを軸とした異色のラブストーリーとなっている。