京都を拠点に活動する劇団MONOが、東京・シアタートラム公演を皮切りに、新作「裸に勾玉」を愛知・大阪と3都市で上演する。
「裸に勾玉」は、弥生時代を舞台にしたストレートプレイ。身分が低く頭も悪い3兄弟を中心に、その周りに住む人たちが、ある選択を迫られる物語だ。2013年に主宰の
「裸に勾玉」上演にあたり、主宰の土田英生からステージナタリーに寄せられたコメントは以下の通り。
土田英生コメント
ステージナタリーの読者の皆様! MONOの土田英生ともうします。会話主体の舞台創りというベースは残しつつも、MONOはこれまでも様々な挑戦をしてまいりました。今回の「裸に勾玉」は時代劇です。しかも弥生時代です。さらにいえば卑弥呼などもでてこない、普通の人たちの話です。いかにそこにリアリティーを出すか、言葉なども含めて冒険しています。学術的リアルを目指しているのではありません。「弥生時代の人たちはこうだったのかなあと思ってもらう」仕掛けを施しつつ、現代につながる話にしています。面白いものになっていますので、ぜひ、弥生時代を体験しにきてもらいたいなあと思っています。
MONO「裸に勾玉」
2016年3月5日(土)~13日(日)
シアタートラム
2016年3月19日(土)・20日(日)
愛知県 愛知県芸術劇場 小ホール
2016年3月23日(水)~27日(日)
大阪府 ABCホール
作・演出:
出演:水沼健、奥村泰彦、尾方宣久、
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- MONO『裸に勾玉』
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3兄弟を軸に弥生時代のリアリティを描く、MONO新作「裸に勾玉」 https://t.co/4loRzmzo3p https://t.co/fxfr9BTfTb