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Broadway! in Spring 2023 / 2024シーズンラスト!英国アルメイダ劇場発の政治劇やレイチェル・マクアダムスのブロードウェイデビュー作が開幕
トニー賞候補作・候補者発表まもなく
2024年4月26日 13:00 1
アメリカ・ニューヨークのブロードウェイで、2023 / 2024シーズンの開幕作品は40。そこへ駆け込むように、4月後半には「フロスト / ニクソン」の劇作家ピーター・モーガンと演出家
「パトリオット」
2024年4月22日(月)~
エセル・バリモア劇場
脚本:ピーター・モーガン
演出:ルパート・グールド
出演:
Netflixドラマシリーズ「ザ・クラウン」の脚本家ピーター・モーガンの戯曲を、ルパート・グールドが演出する、2022年イギリス初演作。ソビエト連邦崩壊後の史実を題材に、ウラジーミル・プーチンをロシア大統領に導いた政商ボリス・ベレゾフスキーが、その後、プーチンと敵対していく様が描かれる。本作で約20年ぶりにブロードウェイに復帰するマイケル・スタールバーグがベレゾフスキー役を務め、プーチン役でローレンス・オリヴィエ賞を受賞したオリジナルキャストのウィル・キーンがブロードウェイデビューする。
「メリー・ジェーン」
2024年4月23日(火)~
サミュエル・J・フリードマン劇場
脚本:エイミー・ハーツォグ
演出:アン・カウフマン
出演:レイチェル・マクアダムス、エイプリル・マティス、スーザン・プールファー、リリー・サンティアゴ、ブレンダ・ヴェーレ
「人形の家」の翻案で昨年のトニー賞候補に挙がった気鋭の劇作家エイミー・ハーツォグによる新作。アン・カウフマン演出のもと、主に映像で活動するレイチェル・マクアダムスがタイトルロールを担い、本作でブロードウェイデビューする。マクアダムスが演じるのは、さまざまな困難を抱えながらも前向きに生きるシングルマザー。そのほかの出演者に、エイプリル・マティス、スーザン・プールファー、リリー・サンティアゴ、ブレンダ・ヴェーレが名を連ねる。
ミュージカル「イリノイ」
「ILLINOISE」PV
2024年4月24日(水)~
セント・ジェイムズ劇場
作詞・作曲:スフィアン・スティーヴンス
脚本:ジャスティン・ペック、ジャッキー・シブリーズ・ドラリー
演出・振付:ジャスティン・ペック
出演:ベン・クック、ギャビー・ディアス、アフマッド・シモンズ、リッキー・ウベダ、エリヤ・ライオンズ、シャラ・ノヴァ、ターシャ・ヴィエッツ・ヴァンリア、カーラ・チャン、ジャネット・デルガード、クリスティン・フロレス、レイチェル・ロックハート、ブラント・マルティネス、クレイグ・サルスタイン、バイロン・タイトル、アレハンドロ・ヴァルガス
シンガーソングライターのスフィアン・スティーヴンスが、アメリカのイリノイ州をテーマに2005年に発表した自身のアルバム「Illinoise」。同作をもとに創作した新作ミュージカルがお目見えする。“ダンスレビュー”と位置付けされた本作では、若者たちの成長物語が、ダンス、演劇、ライブ音楽によって紡がれる。脚本・演出・振付を2018年にミュージカル「回転木馬」の振付でトニー賞を獲得したジャスティン・ペックが担当。ベン・クック、ギャビー・ディアスらが出演する。
「ワーニャ伯父さん」
2024年4月24日(水)~
ヴィヴィアン・ボーモント劇場
脚本:
翻案:ハイディ・シュレック
演出:ライラ・ノイゲバウアー
出演:
女優としても活動し、自ら主演を務めた自身の戯曲「What the Constitution Means to Me」で2019年のトニー賞で主演女優賞、作品賞の候補に挙がったハイディ・シュレックが、アントン・チェーホフの「ワーニャ伯父さん」を新たに翻案。ライラ・ノイゲバウアー演出のもと、スティーヴ・カレルがワーニャ役を演じるほか、ジェイン・ハウディシェル、アルフレッド・モリーナ、アニカ・ノニ・ローズらがキャスティングされた。
ミュージカル「グレート・ギャツビー」
「The Great Gatsby」on Broadway PV
2024年4月25日(木)~
ブロードウェイ劇場
原作:F・スコット・フィッツジェラルド
脚本:ケイト・ケリガン
作曲:ジェイソン・ハウランド
作詞:ネイサン・タイセン
振付:ドミニク・ケリー
演出:マーク・ブルーニ
出演:
昨年10月にアメリカ・ニュージャージーのペーパー・ミル・プレイハウスで初演された、マーク・ブルーニ演出版がニューヨークへ。本作では、ミュージカル「ニュージーズ」でトニー賞にノミネートされたジェレミー・ジョーダンと、ミュージカル「ミス・サイゴン」「ハデスタウン」への出演で知られるエヴァ・ノーブルザダが共演。2人はそれぞれ、1920年代のアメリカで、巨万の富を築いた謎の男ギャツビーと、彼のかつての思い人デイジーに扮する。
「マザー・プレイ」
2024年4月25日(木)~
ヘイズ劇場
脚本:ポーラ・ヴォーゲル
演出:ティナ・ランドー
出演:セリア・キーナン・ボルジャー、
これは、日本では2022年に「ミネオラ・ツインズ」が上演された、劇作家ポーラ・ヴォーゲルの新作戯曲。舞台は、1960年代のアメリカ・ワシントンD.C.の郊外。子供たちを成功に導くための絶対的な考えを持つ家長フェリスと、2人の子供たちの姿が、40年に渡って描かれる。セリア・キーナン・ボルジャーがフェリスを、ジェシカ・ラング、ジム・パーソンズがその子供たちを演じ、ミュージカル「スポンジ・ボブ / スクエアパンツ」のティナ・ランドーが演出を務める。
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