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由来を教えて!劇団名50 その12 [バックナンバー]

演劇ユニット ピンク・リバティ

“暮らしの中の癒やし”を担いたい

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次々と新たな作り手が頭角を表す演劇界。数ある劇団の中から、ジャケ買いならぬ“劇団名買い”で観劇に行った経験はないだろうか。チラシやニュース、SNSなどで目にする劇団名は、シンプルなものから不思議な音の響きを持つもの、「どういう意味?」と目を引くものまでさまざまだが、それには名づけ主の希望や願い、さらには演劇的活動戦略が込められているはず。このコラムでは多彩な個性を放つ若手劇団たちの、劇団名の由来に迫る。劇団名が持つ秘密と共に、未来の演劇界を担う彼らの活動の軸を紐解いていく。

12番目に登場するのは、演劇ユニット ピンク・リバティ。主宰の山西竜矢が紡ぎ出す作品世界は、ユニット名ににじむ艶っぽさをどこかまといつつも、リアルで可笑しくてロマンティックだ。近年は映像監督としても活躍する山西が、ユニットで、そして舞台で描こうとしているものとは?

演劇ユニット ピンク・リバティ

Q. 劇団名の由来、劇団名に込めた思いを教えてください。

今となっては全くその面影がないのですが、立ち上げ当初はエロティック・コメディを作る団体を謳っていたので、ピンクという言葉を入れることだけ決めていました。そこで当時、俳優として属していた劇団子供鉅人の代表・益山(貴司)さんに下の句を相談したところ「リバティとかでええんちゃう?」と言われ、意味はわからなかったのですが、その響きが妙にしっくりきてそのまま即決しました。

Q. 劇団の一番の特徴は?

出演するキャストが美しく、面白く見えることだと思います。

Q. 今後の目標や観客に向けたメッセージをお願いします。

暮らしの中の癒やしを担えるような演劇団体を目指しています。

笑えて、泣けて、苦しくて、楽しくて、美しい。というやや欲張りな作品を作っておりますので、ぜひ一度、劇場へ観にいらしてください。

演劇ユニット ピンク・リバティ過去の舞台より。

演劇ユニット ピンク・リバティ過去の舞台より。

プロフィール

2016年に旗揚げした、山西竜矢が脚本・演出を手がける演劇ユニット。リアリティある日常風景にフィクションが混ざり合い、異次元へ誘うような劇世界を生み出す。6月14日から25日まで、新作「点滅する女」を上演。

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