ピンク・リバティ新作「みわこまとめ」開幕、山西竜矢「最もピュアで恐ろしい作品に」

大西礼芳が主演を務める「ピンク・リバティ新作公演『みわこまとめ』」が、8月29日から9月8日まで東京・浅草九劇で上演される。

これは、山西竜矢が作・演出を務める演劇ユニット、ピンク・リバティの最新作。劇中では、恋愛依存の女性・実和子の半生を描く、“コミカルでグロテスク、ダークでポップな悲喜劇”が展開する。実和子役を大西が演じるほか、実和子と悲喜こもごもの恋愛関係を結ぶ男性たちの役に三河悠冴、池岡亮介、長友郁真、大石将弘、友達役に村田寛奈、うらじぬの、家族役に稲川悟史、斎藤友香莉、山本真莉がキャスティングされた。

開幕に際し、山西は「実和子という女性の恋まみれの半生を描く物語です。恋愛に全てを捧げ、断片で見ると常識を飛び越えた行動をとっているように見える彼女ですが、人生をまとめて捉えるとその見え方は変わる。そんな作品になりました。また、演出的な部分で、主演の大西礼芳さん含めたキャスト全員が約2時間舞台からはけず、複数の役を演じ、実和子の歪な世界を強固な団結と技術で作り出してくれています」「ピンク・リバティ作品の中で、最もピュアで恐ろしい作品になったと思います」とコメントした。

上演時間は約1時間55分。公演は9月8日まで。なお一部公演では、アフタートークが実施される。

山西竜矢コメント

新作公演「みわこまとめ」開幕しました。

今回は、実和子という女性の恋まみれの半生を描く物語です。

恋愛に全てを捧げ、断片で見ると常識を飛び越えた行動をとっているように見える彼女ですが、人生をまとめて捉えるとその見え方は変わる。そんな作品になりました。

また、演出的な部分で、主演の大西礼芳さん含めたキャスト全員が約2時間舞台からはけず、複数の役を演じ、実和子の歪な世界を強固な団結と技術で作り出してくれています。

そこに信頼できるスタッフさんたちの仕事が加わり、劇場で、目の前で見る意義のある、強いエネルギーを持った演劇になっています。

ピンク・リバティ作品の中で、最もピュアで恐ろしい作品になったと思います。

ぜひ劇場で体感していただけたら嬉しいです。是非、ご来場くださいませ。