アーティストが創作渦中の稽古場で素顔とファッションをチラ見せ! コラム「ケイコレ」では、稽古中のアーティストが、数日にわたって自身の稽古着をダイアリー形式で紹介する。また、稽古着のポイントはもちろん、ひそかに憧れている稽古グッズ、作品の見どころなども明かす。
第2弾に登場する
Day1
上のロングTシャツは、ユニクロのものです。
このTシャツは3・4枚ほど持っていて、色違いでも所持しております。
生地とサイズ感がお気に入り。胸元のポケットもポインツです。
スウェットパンツはマイプロテインのものです。シルエットは足首にかけて細くなっていて、裏起毛なのでこの季節も1枚ではけるのがコンビニエンスで気に入ってます。
Day2
1日目と色違いです。ポイントは同じ。
稽古着におけるこだわりは?
アクション俳優なので、柔軟にそして柔和に体を動かせることが最優先です。体に吸い付くような生地、そしてアクティブな動きにも対応できる素材、なおかつソリッドなルックスを兼ね備えたものをチョイスしています。
いつか手にしたい憧れの稽古アイテムは?
はちみつレモンです。
高校時代アメリカンフットボール部だった僕は、相手チームの女性マネージャーが配るはちみつレモンを指をくわえて、ただただ眺めるしかできませんでした。
なぜなら、僕らの学校は男しかいない男子校だったのです。試合の勝ち負けよりも、女子マネージャーが配るはちみつレモンの有無に枕をぬらした高校時代。年を重ね、俳優になった今もそのフルーティーな思い出を胸に稽古しています。
「狂言男師~冬の章『蟹山伏・口真似』~」で特に注目してほしいのはどんなところ?
“狂言”という日本の伝統芸能に初挑戦なので、全体を通して“人間が未経験のことをしている”ところが見どころです。
役についてはいただいた山伏という役がとても気に入ったので、山伏の、“この人(俳優)はこの役を気に入って演じているんだな”といった目線でいるとなお面白く観られると思っております。
「口真似」では正座で演じるシーンがあるのですが、改めて正座とはつらいものだと痛感しました。
それは、自分自身が未熟で心が正座していないからだ、と稽古が始まってから猛省いたしました。心もピシャンと正座させ、素敵な芝居になるよう精進いたしますので、楽しみにしていてください。
プロフィール
1990年、東京都生まれ。趣味は映画鑑賞。特技はダンス、空手。「ミスター立教コンテスト2009」準グランプリ受賞。「キャンパスター☆H50withメンズノンノ」をきっかけに芸能活動を開始。テレビドラマでは近年、「ノーサイド・ゲーム」「100文字アイデアをドラマにした!」などに出演した。舞台出演作に「ミュージカル『刀剣乱舞』」のほか、「ALL OUT!! THE STAGE」「つかこうへい演劇祭 ―没後10年に祈る― 第二弾『改竄・熱海殺人事件』『ザ・ロンゲストスプリング』」「グッバイ・チャーリー」、朗読劇「朝彦と夜彦 1984」など。12月28日に狂言公演「狂言男師~冬の章『蟹山伏・口真似』~」、1月にOFFICE SHIKA PRODUCE「秘剣つばめ返し」への出演が控える。
バックナンバー
関連記事
佐伯大地のほかの記事
タグ
Emma @EmmaChen0203
佐伯大地はアクティブ&ソリッドをチョイス | ケイコレ〜稽古着ファッションをお届け〜 Vol.2 https://t.co/llRtPkR6g4