「お嬢と番犬くん」福本莉子、タイタニックごっこするジェシーと櫻井海音から元気もらう

映画「お嬢と番犬くん」の公開記念舞台挨拶が本日3月15日に東京・TOHOシネマズ 日比谷で行われ、キャストの福本莉子、ジェシー（SixTONES）、櫻井海音、監督の小林啓一が登壇した。

はつはるの同名マンガを映画化した本作では、極道一家の孫娘という身分を隠して生きる高校1年生・瀬名垣一咲と、“番犬”のように彼女を守る若頭・宇藤啓弥の恋模様が描かれる。福本が一咲、ジェシーが啓弥、櫻井が瀬名垣組の兄弟分にあたる田貫組の組長の孫・田貫幹男に扮した。

公開初日の3月14日に映画館で本作を鑑賞したという福本は「皆さんがどういう反応をしてくださるのかドキドキでした！ 上映中は声にならないような声がたくさん聞こえてきたり、観終わったあと『やばーい！』とか言ってくださってうれしかったです」と笑みを浮かべる。ジェシーは親友と劇場に足を運んだそうで「僕らの前で観ていた金髪の女性の方が、音楽が流れるたびにノリノリで。たぶん田中樹のファンです」と観客の反応を明かした。

SNSで本作の感想を見て回ったと話す櫻井は「幹男がマジでうざかったと（笑）。そう見えるためにがんばっていたので、役者冥利につきますが……。ちょっとだけ傷付きましたね」と複雑な心境を吐露。撮影現場ではジェシーと櫻井がタイタニックごっこをしたりとじゃれ合っていたようで、福本は「少年たち、楽しそうだなあと思っていつも見てました（笑）。無邪気で元気をもらいましたね。ジェシーさんは毎回斜め上をいくボケをされるので、新鮮で面白いです。たまにボケに気付けず、拾いきれなかったことは無念でした」と述懐した。

イベントではホワイトデーにちなんだ一幕が。ジェシーはポケットに手を入れ「ここに（福本へのプレゼントが）入ってます」と言うと、福本は「本当ですか!?」と目を丸くする。ジェシーはすかさずポケットから手を出し「キュン！」と指ハートをして見せるなど、お茶目なボケで笑いを誘った。ジェシーと櫻井は、事前に福本へ贈る花を選び、色鮮やかな花束としてプレゼントする。福本は「素敵！ かわいいです！」と喜んでいた。

最後に福本は「今までに観たことのない新しいジャンルの作品。ときめきも切なさも、アクションもあって。2時間でできることを全部やったバラエティパックです！ 見どころがたくさんあって、満足感がすごいと思います。何度でもおかわりしていただけたら」、ジェシーは「『お嬢と番犬くん』が次の日の活力になったらうれしいです」とメッセージを送った。

「お嬢と番犬くん」は、全国で上映中。