千葉で結成された彼らにとって凱旋公演となったこの日。特に光村龍哉(Vo, G)、対馬祥太郎(Dr)、古村大介(G)の3人は市川市内の高校に通っていたこともあり、これまでとはひと味違ったMCやパフォーマンスが繰り広げられた。
光村の「ただいま、市川!」という挨拶から始まったライブは、最新アルバム「Shout to the Walls!」を軸にしつつ、インディーズ期の楽曲などを織り込んだセットリストで進んでいく。基本的な流れは同じながらも、ツアー序盤に比べてアレンジや歌い方に変化が見られ、よりよいライブを目指してメンバーが試行錯誤をしていることを伺わせた。MCでは、光村が高校時代に市川市文化会館で行われた芸術鑑賞会で爆睡していたというエピソードや、対馬や古村が成人式に参列したという思い出が語られ和やかな雰囲気が漂う。その一方で光村は「千葉に生まれてよかった」「ホールツアーは僕らのひとつの夢でした。これからもライブハウスだろうと、ホールだろうと最高にカッコいいことをやっていこうと思うので、これからもついてきてください」と決意を表した。
またライブの後半では母校の軽音楽部の生徒たちが客席に来ていることが明かされ、将来有望なバンドマンたちにオーディエンスから大きな拍手が送られた。さらに終演後はメンバーたちが先輩として軽音楽部の生徒たちと対面するサプライズもあり、4人は後輩たちに熱いエールを送り凱旋公演を無事終えた。
なおNICO Touches the Wallsは7月10日にニューシングル「ニワカ雨ニモ負ケズ」をリリース。さらにシングル発売日の7月10日と翌11日に、東京・NHKホールにてツアーの最終公演を行う。
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にゃ〜ん @sun_n_joy
私が初めてNICO Touches the Wallsを生で見てから11年も経ってしまいました
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