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「無名の人生」は、短編「MAHOROBA」でPFFアワード2022の審査員特別賞を受賞した
舞台挨拶には鈴木監督と主人公役のACE COOL、キン役の
鈴木監督は、本作の着想のきっかけについて「短編のアニメを2本作ったあとに、映画といえば長編だろということでやろうと思ったときに『無名の人生』というタイトルがパッと浮かんだのが最初で。ということは名前と人生の映画を作ればいいんだなと見切り発車で始まったところはあります。10章構成とかは最初にあって、あとは脚本なしで思いつくままに描いていった感じですね」と説明。バラエティに富んだキャスト陣については、「僕自身、こういった大きな作品を作るのが初めてで、ご覧になった通り、事務所のしがらみとかじゃなく、本当にその人がいいから選んだんだなっていうバラバラな個性が集まったキャスティングになった」と語り、「ACEさんとか大橋(未歩)さんとかは、『わからないので一緒に考えていきましょう』みたいな感じで作っていった」とアフレコの様子を語った。
ほぼ全員がアニメ声優初挑戦であるキャスト陣は、鈴木監督との出会いやオファーを引き受けた理由をそれぞれ述懐。ACE COOLは「声優のオファーが初めてで、まして自分が主演ということで、何日か悩んでたんですよ。そしたら監督からDMをいただきまして、なぜ自分に頼んだかが長文で書かれていたんです。それで腑に落ちて、作品を観直して。そこで決心が付いて、飛び込んでみようと思いました」と振り返った。
舞台挨拶の最後に鈴木監督は「ラストの印象がすごい作品だと思ってるので、舞台挨拶を聞きながらも、咀嚼中の方もいるのかなと思ってますけど、やりたいことだけやりたいなと思って作り始めた作品で、将来のこととかも考えてなかったんです」とコメント。「でも、アフレコとか全部終わった帰り道、映画監督としてやっていきたいなと思いまして。それは皆さんのおかげですし、1人で描いたんですけど、1人で作ってない作品というか……映画監督を続けていきたいので、売り上げが僕に入ってくるので、お帰りの際にパンフレットとかを買っていただけると幸いです」と呼びかけた。
なお新宿武蔵野館では明日5月17日も舞台挨拶が行われ、ACE COOLと鈴木監督らが登壇する。
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