6色に色付いたLienelが初のツアー完走!「皆さんは宝物。絶対に離さない」満員のファンに示した進化

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Lienelが昨日5月19日に東京・日本橋三井ホールで「Lienel 1st Live Tour 2024 ~My Youth~」の最終公演を開催した。

Lienel(撮影:笹森健一)

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メンバーカラーお披露目!6色に色付いたLienel

芳賀柊斗(撮影:笹森健一)

芳賀柊斗(撮影:笹森健一)[拡大]

「Lienel 1st Live Tour 2024 ~My Youth~」は、Lienelにとって初めてのワンマンツアー。ライブは大阪・松下IMPホールと東京・日本橋三井ホールの2会場で行われ、東京公演には昼夜の2公演が用意された。この記事では第2部を中心に、東京公演の模様をレポートする。

高岡ミロ(撮影:笹森健一)

高岡ミロ(撮影:笹森健一)[拡大]

オープニングナンバー「親指☆Evolution!」のご機嫌なサウンドが鳴り響くと、Lienelの6人は「Lienのみんなに会いに来たよー!」と、客席通路からLien(Lienelファンの呼称)が待つ会場へ姿を見せた。驚きと興奮の入り混じる声が客席のあちこちから上がる中、通路に置かれたお立ち台に立った6人が着ていたのは鮮やかな6色の衣装。芳賀柊斗は赤色、近藤駿太は青色、高岡ミロは緑色、森田璃空はピンク色、武田創世はオレンジ色、高桑真之は黄色のロングジャケットを翻し、アッパーなディスコサウンドで初っ端からオーディエンスを熱く盛り上げていく。彼らの「Oh yeah!」の声にLienも声を上げると、高岡は「その調子!」と客席に声をかけた。

武田創世(撮影:笹森健一)

武田創世(撮影:笹森健一)[拡大]

お茶目なサムズアップのポーズで1曲目を終えたメンバーは、胸元からさっそうと一輪のバラを取り出し「Mr.Sister」をLienへと捧げる。歌謡曲テイストのどこか懐かしいサウンドが印象的なこの楽曲で「マツケンサンバ」にも負けず劣らずのキャッチーで華麗なステップを踏み、キザな色男の振る舞いでオーディエンスを楽しませる6人。続く「純情シンドローム」では芳賀が「皆さん準備できてますかー!?」と会場を牽引してメンバーの名前を呼ぶ大きなコールを発生させ、曲中には6人とLienが「Hey! hey!」というかけ声とハンズアップでひとつになった。

高桑真之(撮影:笹森健一)

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森田璃空(撮影:笹森健一)

森田璃空(撮影:笹森健一)[拡大]

3曲を終えたところで、高岡は自分たちの衣装を指し「なんと、この色がメンバーカラーになります!」と、今回のツアーのタイミングで6人のメンバーカラーが決まったことをLienに報告した。手に持つペンライトの光をさっそく“推し色”に光らせたLienがこの発表に盛り上がる中、6人は自分のメンバーカラーを発表しながら自己紹介を行ってみせた。

Lienelの“愛の曲”続々、1年分の進化にじむデビュー曲

武田の「最後まで最高に楽しみましょう」というひと言から、彼が歌い出しを担う最新シングル曲「Melty flowers」でパフォーマンスを再開させた6人。「Baby Girl」では高岡と森田が2人でハートマークを作り、高岡の軽快なラップがオーディエンスの体を心地よく揺らす。前半のセクションに用意されたのはさまざまな“愛”を歌う楽曲の数々。ドラマチックな旋律に乗せて強気な愛を歌う1stシングル曲「Love Me Madly」では武田の「さあもっと僕を好きになれ」や近藤の「諦めて愛しなさい」というキラーフレーズが刺激的に会場を盛り上げ、彼らの情熱的な歌とダンスにLienは熱い視線を送っていた。

近藤駿太(撮影:笹森健一)

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メンバーカラーのロングジャケットを脱ぎ去ってさらに気合いを入れた6人は、ここで疾走感あふれるラウドなロックナンバー「恋は罪ですか?」を投下。キメのタイミングで指差しや猫の手招きなどキャッチーなポーズを決めてLienを楽しませ、高岡はがなりを効かせたボーカルで熱く楽曲を彩る。「僕たちのデビュー曲です。今日はみんなで最高の日にしましょう」と近藤が告げたのは、昨年3月にリリースされたLienelの“始まりの曲”である「LOVE Communication」。全員で息の合ったフォーメーションダンスを見せる中、森田はキメのパートで思い切り妖艶な表情を浮かべ、武田は艶やかな歌声で魅了する。曲を構成する1つひとつの要素からは、6人が1年の歩みの中で培ってきた力と深まった絆がにじんでいた。

入れ替わるなら誰と?メンバーへの“懺悔”は?

Lienel(撮影:笹森健一)

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Lienel(撮影:笹森健一)

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6者6様の「未体験……」の決めゼリフと、森田の「Touch me, please」というささやきにLienの「フゥ~!」という声が何度も上がったユーロビートナンバー「Neo ROMANTIC」を届けると、ここでMCタイムを取った6人。ステージ上でくじ引きをして2組に分かれたメンバーは、お題ボックスから引いたお題に沿ってトークを進める。第2部のMCで高岡、森田、高桑が引いたのは「メンバーと入れ替わるなら誰と入れ替わってみたい?」というお題で、森田はこれに「僕はさね(高桑)になりたいんだよね! だって中3でこの身長だよ? うらやましいなと思って」と回答。高桑が「自分のことを“未体験イケメン”と言っている近藤さん」と言うと、高岡は「僕は創世になってみたい。だって歌声がめちゃくちゃきれい!」と続いた。衣装替えに向かった3人と交代する形で姿を見せた芳賀、近藤、武田の3人はボックスから「今着替えているメンバーに向けての懺悔」というテーマを引き、近藤は「実は、さねがレッスンのときに持ってきたグミを勝手に食べちゃった」と告白。すると武田も高桑への懺悔として「さねが安全靴にハマってたとき、その安全靴で壁を蹴ったことがある」と明かす。芳賀は同じ地方組で共同生活の経験もある森田に対して「一緒に泊まるときは彼が先に寝るんですけど……寝顔撮っちゃった!」と、小さなイタズラを告白していた。

「Lienの皆さんは宝物。絶対に離さないし置いていかない」

Lienel(撮影:笹森健一)

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「次は“青春ブロック”です。僕たちのさわやかな姿を見てね!」。高桑の言葉を合図に、「Love With You」でライブは後半へ。きらめくビジューを襟元にあしらった白とピンクのさわやかなセットアップに着替えた6人は、優しい笑顔を浮かべながらまっすぐな恋心を歌い上げる。エネルギッシュなエールソング「Dreaming Days」では芳賀と高桑、近藤と森田、高岡と武田がペアになって声を合わせたのち、横1列に並んだ6人がスマイルポーズを“高速連打”してLienを全力でチアアップした。カラフルな光に照らされながら小刻みなステップで軽やかにステージを跳ねる6人に合わせ、Lienも思い切りジャンプして音に乗った「Hop Step Jump!」を終えると、近藤は「ラストスパートです。最後まで僕たちと楽しみましょう」とひと言。そののち、第1部では「Over Days」が送られ、武田の表現力豊かなボーカルが曲の主人公の繊細な心の揺らぎを浮き彫りにし、6人は情感を込めたたおやかなダンスで聴衆を魅了。第2部では「Kimito」が届けられ、Lienの驚きの声が上がる中でメンバーはスタイリッシュなパフォーマンスを披露する。1番のサビのキメを担った高桑の「愛してるよ!」という歌い替えにも客席から大きな歓声が沸く中、芳賀と森田は「君と」の歌詞に合わせてハグを交わして楽しい瞬間を共有していた。

Lienel(撮影:笹森健一)

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未来を目指して羽ばたいていく思いを歌う「Fly High」で高岡の呼びかけに応えたLienがシンガロングで楽曲を彩ると、武田からのボーカルのバトンで落ちメロのパートを担った森田は瞳を輝かせながらまっすぐなロングトーンを響かせた。そして本編最後の楽曲を前に6人は1人ずつ思いを述べることに。「ツアーの最後だからかわからないけどめちゃくちゃ緊張してガチガチだったんですけど……最高に楽しいライブができました!」と高桑が語ると、芳賀も「昼夜の2部ライブをしたのに全然疲れていないんです。これって、Lienに楽しんでもらえているから疲れを感じないんだなと思って! 皆さん本当に温かいです。これからも僕たちのことを見続けてほしいなと思います」とLienへ思いを伝える。森田は「Lienelは2年目に突入したので、さらにギアを上げて突き進んでいきたい」と意気込んだうえで「僕はLienの皆さんを宝物だと思っています。絶対に離さないし置いていかないので、これからも付いてきてくれるとうれしいです」とまっすぐに語り、武田は「この1年、Lienにもらったパワーはすごく大きいです。これからも僕たちはどんどん大きくなって、皆さんにたくさんの元気を与えられるように成長していきます」と約束した。

Lienel(撮影:笹森健一)

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近藤が「これからも僕たちはがんばるので、これからも僕らに付いて来ていただけるとうれしいです」と訴えると、最後に高岡は「素敵なLienがたくさん来てくれて、こうして思いを伝えてくれて、本当に僕はそれがうれしくて。Lienが大切だって気持ちは6人同じで、それは伝えられたかなと思います。今だって、皆さんが目を見て話を聞いてくれるのがすごくうれしいです。これからも、ともに進みましょう」とLienに語りかける。本編ラストの「Beautiful Music」は武田の「僕たちはLienが大好きです」というメッセージとともに届けられ、晴れやかな表情でこの曲を歌い届けた6人は肩を組んで曲を終え、ステージをあとにした。

新曲はカレー!「Curry on love」お披露目

Lienel(撮影:笹森健一)

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Lienが響かせた大きな「アンコール」の声に応えて姿を見せたメンバーは、ここで8月21日に4thシングル「Curry on love / ギラサマ」のリリースが決定したことを報告。そしてさっそく、2つの表題曲から「Curry on love」を披露して会場を沸かせる。タイトル通りカレーをテーマにしたこの曲は、エキゾチックなムードが充満するコミカルなダンスナンバー。6人がテンションの振り切れた歌とダンスでオリエンタルな世界観を爆発させると、Lienもリズミカルなペンライトさばきで楽曲を彩り、披露されたばかりの新曲とは思えないような熱い一体感を形成していた。

「Summer Boy! Summer Girl!」でタオルを手にした6人はここで再び客席へ飛び出し、Lienのすぐそばで歌声を届けながら会場全体を熱く盛り上げる。熱狂のムードの中で投下されたラストナンバーは「Party Now!」。サビのダンスに合わせて上下する6色のペンライトが会場の一体感をさらに高める中、メンバーは最後までフルパワーの歌とダンスを見せてこの曲を駆け抜け、エネルギッシュにライブを締めくくった。挨拶を終えてもなお名残惜しそうにLienに手を振り、会場をあとにした6人。最後に残った高岡は武田をおんぶして最後までファンを楽しませ、武田は高岡の背中の上で「それでは~また!」と告げてLienとの再会を誓っていた。

なお公演中には、Lienelの新たなツアー「Lienel 2nd Live Tour 2024」が9月から10月にかけて東阪の3会場で開催されることが発表された。

セットリスト

「Lienel 1st Live Tour 2024 ~My Youth~」2024年5月19日 日本橋三井ホール

01. 親指☆Evolution!
02. Mr.Sister
03. 純情シンドローム
04. Melty flowers
05. Baby Girl
06. Love Me Madly
07. 恋は罪ですか?
08. LOVE Communication
09. Neo ROMANTIC
10. Love With You
11. Dreaming Days
12. Hop Step Jump!
13. Over Days(第1部)
13. Kimito(第2部)
14. Fly High
15. Beautiful Music
<アンコール>
16. Curry on love
17. Summer Boy! Summer Girl!
18. Party Now!

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Lienel 2nd Live Tour 2024

2024年9月21日(土)東京都 ヒューリックホール東京
OPEN 17:15 / START 18:00

2024年9月22日(日)東京都 恵比寿ザ・ガーデンホール
[第1部]OPEN 13:15 / START14:00
[第2部]OPEN 17:15 / START 18:00

2024年10月6日(日)大阪府 COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
OPEN 16:15 / START 17:00

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船川ちさと @gari3beauty4

シゴデキ女上司すぎる
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