去る7月11日にチャントモンキーは脱退にあたって、「BiSとして活動してきて、今、急に頑張れなくなってしまい、自分の中でBiSへの愛情が分からなくなってしまいました。そして同時に、まだ挑戦していないあることに挑戦してみたいと思うようになりました」とコメント。その後、7月16日に新潟・NIIGATA LOTSで行われた全国ツアー「BUiLD our STRENGTH TOUR」の最終公演、昨日7月17日に東京・タワーレコード八王子店で開催されたリリースイベントを経て、本日に現体制での最終日を迎えた。現体制最後のステージということもあり、会場には早朝から大勢の研究員(BiSファンの呼称)が詰めかけた。
イトー・ムセンシティ部、チャントモンキー、ネオ・トゥリーズ、ナノ3は、いつも通り1人ひとりが自己紹介。チャントモンキーが「今しかないこの時間を一緒に楽しみましょう!」と述べたのち、4人は最新シングルの表題曲である「Hey boy hey girl」を披露した。予備校講師の林修を思わせる「今でしょ」ポーズで観客と盛り上がった。続けてBiSはライブ定番曲の「STUPiD」、そして「This is not a love song」を続けて歌い踊った。快晴に恵まれた炎天下の屋上ステージでのパフォーマンスに4人はすっかり汗だく。チャントモンキーは3曲目のアウトロで感極まった表情を見せ、「ありがとうございました」と研究員に感謝の思いを伝えた。チャントモンキーが「以上、私たち新生アイドル研究会BiSでした!」と号令をかけるも、ストリングスの音が流れ始める。チャントモンキーを騙し討ちする形で始まったのは、体操、ヘッドバンギング、そしてスクワットをひたすらし続ける振り付けの楽曲「thousand crickets」だ。チャントモンキーは、最初こそ驚いた表情だったがすぐに笑顔になり、メンバー、ファンとスクワットをし続けた。
ミニライブ終了後、チャントモンキーに話を聞くと、「3曲目で終わると思ってたら、『やるよー!』って流れになって、過去イチの笑顔でスクワットできました(笑)。研究員には笑ってくれている人も泣いてくれている人もいて。いろいろな感情が入り混じりながら、スクワットで終われて幸せでした。ありがとうございました!」と答えてくれた。
なおBiSはイトー・ムセンシティ部、ネオ・トゥリーズ、ナノ3、そして活動休止中のトギーの4人で活動を継続する。
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BiSチャントモンキー、笑顔でスクワットして脱退「ありがとうございました!」 https://t.co/iEQ0YztueJ