BiSチャントモンキー、笑顔でスクワットして脱退「ありがとうございました!」

50

3573

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 622 2924
  • 27 シェア

BiSが本日7月18日に東京・新宿マルイメン 屋上イベントスペースで4thシングル「Hey boy hey girl」のリリース記念イベントを開催。このイベントをもって、第3期BiSのオリジナルメンバー・チャントモンキーが脱退した。

BiSとは?

トギー、ナノ3、ヒューガー、イコ・ムゲンノカナタ、クレナイ・ワールズエンドからなるアイドルグループ。2010年にソロアーティストとして活動していたプー・ルイを中心に結成された初代BiSはさまざまな伝説を残して2014年7月に解散。2016年にメンバーを一新して誕生した第2期BiSは2019年5月まで活動し、同年6月に現在の第3期BiSが始動した。オリジナルメンバーの脱退が相次ぐ中、2021年12月にナノ3、2022年11月にヒューガー、2023年3月にシオンエピック、イコ・ムゲンノカナタ、クレナイ・ワールズエンドが加入し、5月に新体制での活動を開始。7月に中野雅之(BOOM BOOM SATELLITES、THE SPELLBOUND)プロデュースによるシングル「イーアーティエイチスィーナーエイチキューカーエイチケームビーネーズィーウーオム」をリリースし、夏から秋にかけてのツアーを経て11月にフルカワユタカプロデュースによるシングル「LAZY DANCE」を発表した。2024年1月に24時間イベントを行い、2月にニューアルバム「NEVER MiND」をリリースした。4月にマネジメント体制を変更して“自給自足アイドル”として再スタートを切り、5月から全国ツアー「We Gotta Go BiS TOUR」を開催した。自給自足ライブを行っていたが8月に「これ以上の活動継続が難しい」という理由で解散を発表。10月から12月にかけて5都市でワンマンライブ「ALL FOR BiS, ALL FOR YOU LiVE」を行い、2025年1月12日の東京・日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)でのラストライブ「Finale of the third BiS」をもって解散した。

チャントモンキー

チャントモンキー

大きなサイズで見る(全34件)

去る7月11日にチャントモンキーは脱退にあたって、「BiSとして活動してきて、今、急に頑張れなくなってしまい、自分の中でBiSへの愛情が分からなくなってしまいました。そして同時に、まだ挑戦していないあることに挑戦してみたいと思うようになりました」とコメント。その後、7月16日に新潟・NIIGATA LOTSで行われた全国ツアー「BUiLD our STRENGTH TOUR」の最終公演、昨日7月17日に東京・タワーレコード八王子店で開催されたリリースイベントを経て、本日に現体制での最終日を迎えた。現体制最後のステージということもあり、会場には早朝から大勢の研究員(BiSファンの呼称)が詰めかけた。

BiS

BiS[拡大]

チャントモンキー

チャントモンキー[拡大]

イトー・ムセンシティ部、チャントモンキー、ネオ・トゥリーズ、ナノ3は、いつも通り1人ひとりが自己紹介。チャントモンキーが「今しかないこの時間を一緒に楽しみましょう!」と述べたのち、4人は最新シングルの表題曲である「Hey boy hey girl」を披露した。予備校講師の林修を思わせる「今でしょ」ポーズで観客と盛り上がった。続けてBiSはライブ定番曲の「STUPiD」、そして「This is not a love song」を続けて歌い踊った。快晴に恵まれた炎天下の屋上ステージでのパフォーマンスに4人はすっかり汗だく。チャントモンキーは3曲目のアウトロで感極まった表情を見せ、「ありがとうございました」と研究員に感謝の思いを伝えた。チャントモンキーが「以上、私たち新生アイドル研究会BiSでした!」と号令をかけるも、ストリングスの音が流れ始める。チャントモンキーを騙し討ちする形で始まったのは、体操、ヘッドバンギング、そしてスクワットをひたすらし続ける振り付けの楽曲「thousand crickets」だ。チャントモンキーは、最初こそ驚いた表情だったがすぐに笑顔になり、メンバー、ファンとスクワットをし続けた。

ミニライブ終了後のチャントモンキー。

ミニライブ終了後のチャントモンキー。[拡大]

ミニライブ終了後のBiS。

ミニライブ終了後のBiS。[拡大]

ミニライブ終了後、チャントモンキーに話を聞くと、「3曲目で終わると思ってたら、『やるよー!』って流れになって、過去イチの笑顔でスクワットできました(笑)。研究員には笑ってくれている人も泣いてくれている人もいて。いろいろな感情が入り混じりながら、スクワットで終われて幸せでした。ありがとうございました!」と答えてくれた。

なおBiSはイトー・ムセンシティ部、ネオ・トゥリーズ、ナノ3、そして活動休止中のトギーの4人で活動を継続する。

【Amazon.co.jp限定】Hey boy hey girl (特典:オリジナルボールペン付)

BiS「【Amazon.co.jp限定】Hey boy hey girl (特典:オリジナルボールペン付)」
Amazon.co.jp

関連する特集・インタビュー

この記事の画像(全34件)

読者の反応

J_ROCKNews @J_ROCKNews

BiSチャントモンキー、笑顔でスクワットして脱退「ありがとうございました!」 https://t.co/iEQ0YztueJ

コメントを読む(50件)

関連商品

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 BiS の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。