[BUMP OF CHICKEN] SWEET LOVE SHOWERに2万人が集結
2007年9月5日 19:30
音楽ナタリー編集部
9月1日・2日、スペースシャワーTVが主催する野外ライブイベント「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2007」が、山梨・山中湖交流プラザきららにて開催された。
「SWEET LOVE SHOWER」は今年で12回目を迎える恒例イベント。昨年までは東京・日比谷野外大音楽堂で行われてきたが、今回はじめて会場を山中湖畔に移しての開催となった。当日は大小2つのステージで、合計22組の人気アーティストがライブを展開。観客総数は2日間で2万人に上った。
1日は午前中から会場に濃い霧が立ち込めるあいにくの天候となったが、霧を振り払うような白熱したライブが続く。トップバッターとして出演したASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文は「残念だね、富士山見えなくて。まあこういう日もあるよ(笑)」とファンをなぐさめつつ、新曲「ライカ」を含めた7曲を披露した。
続いて登場の東京スカパラダイスオーケストラ、PUFFYはヒット曲満載のセットリストで観客を沸かせる。Dragon Ashは「椅子のある会場ではライブをしないので出られなかったんですが、今回は喜んで出させてもらいました」というKjのMCどおり、今回が初出演。圧倒的なパフォーマンスでファンを魅了した。
1日目のトリを務めたのは2000年以来7年ぶりの出演となるBUMP OF CHICKEN。アンコールでは、彼らが長年世話になった人物が最近亡くなってしまった-というエピソードを披露した後、その人に捧げるナンバー「supernova」を演奏。彼らの真摯な思いが伝わる、感動的なライブで初日を締めくくった。
2日のトップバッターはBEAT CRUSADERS。マキシマム ザ ホルモンのメンバーにリクエストされたというサザンオールスターズのカバー曲「希望の轍」など、フィールド全体を盛り上げるナンバーを次々と繰り出した。
中盤に登場したYOUR SONG IS GOODのライブには、「スペシャボーイズ」でサイトウジュンとともにVJを務めるSAKEROCKの浜野謙太が飛び入り出演。KEN YOKOYAMAはニューアルバムの中から「Why」、さらにHUSKING BEEのトリビュートアルバムに収録されたカバー「Walk」をライブで初演奏するなど、サプライズづくしのステージが続いた。
2日間にわたるイベントの最後を飾ったウルフルズは、サービス精神満点のパフォーマンスとセットリストで盛り上げる。アンコールの「ガッツだぜ!」が終了した後、上空には盛大な花火が打ち上がり、集まったオーディエンスを最後まで楽しませた。
このイベントの模様は9月29日・30日、スペースシャワーTVで放送予定。夏フェスシーズンを締めくくる2日間の興奮を、ぜひオンエアでも楽しんでみよう。
番組情報
スペースシャワーTV「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2007 vol.1~vol.4」
- 2007年9月29日(土)20:00~22:00(vol.1)
- 2007年9月29日(土)22:00~24:00(vol.2)
- 2007年9月30日(日)20:00~22:00(vol.3)
- 2007年9月30日(日)22:00~24:00(vol.4)
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