KOJOEの楽曲「Day n Nite」のミュージックビデオがYouTubeで公開された。
この楽曲はKOJOEが昨年11月に発表した前々作アルバム「here」の収録曲で、SNKBUTNOがプロデュースを担当。MVは北田一真(TOKYO)のディレクションのもと制作されたもので、北田はドローンやモーションキャプチャシステムOptiTrackを用いたテクニカルチャレンジの末に実現させた独特のカメラワークによって、“選択の積み重ねによる無限の「if」の可能性や迷い”という楽曲のコンセプトを映像で描き出している。
KOJOEはMVの完成を受けて、「普段の強い自分の影に潜むいくつもの内面を、北田監督がこの曲から読み取ってくれ、”KOJOE”の中のパラレルワールドを、曲の世界観を超えて表現してくれました」「完成作を見た時はなんとも言えない達成感と自分が自分じゃないような感覚になりました」とコメントしている。
KOJOE コメント
Day(昼)は明るく、Nite(夜)は暗いように、自分の中の“陰と陽”が葛藤しているときに書いた曲が"Day n Nite"です。
過去の罪を振り払い今を前向きに生きようとする自分。闇に飲み込まれそうになる自分。素直になれない自分。臆病者の自分。
普段の強い自分の影に潜むいくつもの内面を、北田監督がこの曲から読み取ってくれ、”KOJOE”の中のパラレルワールドを、曲の世界観を超えて表現してくれました。見たことのない撮影方法で現場はとてもエキサイティング。
やったことのない演技も求められ、チャレンジも多くタフな現場でしたが、最高に楽しかったです。完成作を見た時はなんとも言えない達成感と自分が自分じゃないような感覚になりました。他人が演技しているような。このような素晴らしい映像作品に参加して色んなフィールドの職人たちと制作することができ本当に光栄です。
北田一真監督 コメント
増え続けるパラレルワールドを「ひとつの現実」として描きたかった。それには、全てを実写で撮影することが説得力を生むと考えました。また、次元の垣根を超えた宇宙空間を漂うような異質な視点も必要でした。ただ、既存の撮影手法ではイメージ通りの撮影が実現できず、思いついたのがドローンを使い、モーションコントロール撮影を行う方法です。
未知の撮影方法だったため、技術開発から始まり撮影時まで、実験と微調整を繰り返す大変な作業でしたが、全スタッフが知恵を絞り出してくれたおかげで自由自在に動くカメラワークで、同じ軌道を何度でも繰り返し撮影することが可能になりました。実写ならではの、リアルな感情を映像の中に表現できたと思います。
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