YOSHIKIが本日ビバリーヒルズの病院で緊急外科手術

1

1

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 0 2
  • 1 シェア

X JAPANのYOSHIKIが頸椎椎間孔狭窄症と診断され、本日7月27日にカリフォルニア州ビバリーヒルズのシーダースサイナイメディカルセンターで頸椎椎間孔切除の外科手術を受けることが発表された。執刀医は同病院の脊椎センター部長ニール・アナンド外科医が担当。

X JAPANとは?

1982年にYOSHIKI(Dr, Piano)とToshl(Vo)を中心に結成される。インディーズで絶大な人気を誇り、1989年にアルバム「BLUE BLOOD」でメジャーシーンに進出する。派手なメイクと衣装に代表される独特のスタイルが大きく注目される一方で、ハイクオリティなヘヴィメタルサウンドと確かな演奏力が高評価を獲得。攻撃的なメタルナンバーとドラマチックなバラードの双方に定評があり、ヴィジュアル系バンドの先駆者的存在としても認知されている。人気絶頂の1997年、ToshIの脱退宣言を機に解散。再結成が熱望されるも翌1998年にHIDEが急逝し復活は絶望視される。しかし2007年10月に突然活動再開を宣言し、復活第1弾となった新曲「I.V.」はハリウッド映画「SAW4」のメインテーマソングに採用された。2008年3月には復活の東京ドームライブを3日間にわたり開催。2009年5月にはSUGIZO(G)が新メンバーとして正式加入した。2010年8月には米の大型ロックフェス「ロラパルーザ」に出演し初の全米ツアーを行ったほか、日産スタジアムでの2DAYSライブも開催。2011年にはヨーロッパ、日本、南米、アジアを回るワールドツアーを、2014年10月にはアメリカ・ニューヨークのMadison Square Gardenでのワンマンライブを成功に収めた。2015年には宮城・石巻 BLUE RESISTANCEで東日本大震災の復興支援チャリティライブを行い、2800万円を超える寄付金を集めた。2017年3月にイギリス・The SSE Arena, Wembley公演を開催し、それと同時にドキュメンタリー映画「We Are X」を公開。5月にYOSHIKIが人工椎間板置換手術を受けたため、7月の日本国内ツアーを急遽アコースティック編成で行った。2018年9月に千葉・幕張メッセ国際展示場1~3ホールでワンマンライブ「X JAPAN Live 日本公演 2018~紅に染まった夜~ Makuhari Messe 3Days」を開催。3日目公演では台風の影響により“無観客ライブ”を敢行し、世界に向けてその模様を生中継した。

診察にあたった日本の医師は「これだけの激しいドラムプレイをしていて、この状態で済んでいるのが不思議なくらい。余程、周囲の筋肉を鍛えていてそれが支えになったのだろう」と驚いていた。

診察にあたった日本の医師は「これだけの激しいドラムプレイをしていて、この状態で済んでいるのが不思議なくらい。余程、周囲の筋肉を鍛えていてそれが支えになったのだろう」と驚いていた。

大きなサイズで見る(全4件)

持病である頚椎椎間板ヘルニアは悪化の一途をたどり、公演を追うごとに激痛に苦しんでいたというYOSHIKI。しかし彼はワールドツアーを続けるために、今年に入ってからは周囲の親しいスタッフにさえ一切このことを口にしていなかった。

持病である頚椎椎間板ヘルニアは悪化の一途をたどり、公演を追うごとに激痛に苦しんでいたというYOSHIKI。しかし彼はワールドツアーを続けるために、今年に入ってからは周囲の親しいスタッフにさえ一切このことを口にしていなかった。

大きなサイズで見る(全4件)

5月末の台湾公演や日本、中国での慌しいスケジュールを終え、ロサンゼルスで連日レコーディング作業を進めていたYOSHIKI。しかし激しいドラムプレイのため頸椎椎間板ヘルニアの症状が進行しており、台湾公演以降は左手の感覚を失い、7月に入って右手の痺れも強く感じるようになっていた。

その後レコーディングの合間を縫って病院に通い、日米の著名な医師により頸椎レントゲン、MRI、筋電図など多くの検査を受けたところ、病状が深刻なものであることが判明。骨の変形により神経が圧迫され、左手の筋力が低下しており、さらに腰骨の変形により足の痺れも起こしていることが明らかになった。

医師によれば重要な神経が集中している首の手術は決して簡単ではないものの、YOSHIKIが今後も活動を続けていくことを考慮すると、現時点ではこの手術が最善の方法であるとのこと。同センターの主治医・冨澤仁UCLA内科助教授によると、術後の回復には数週間かかり、その後1カ月以上のリハビリが必要という。さらに数カ月かかっても症状の改善が見られない場合、椎弓切除術や椎間板ヘルニア摘出術、脊椎固定術が必要となり、人工椎間板置換術といった外科手術が施される可能性も考えられている。

YOSHIKI本人は8月に行われる鈴鹿でのレースの観戦や、先日発表されたフランス公演、そしてこれから発表される予定の公演の開催を切望しているとのことだが、今後の活動については術後の経過を慎重に見守った上で発表される。

YOSHIKIからのコメント

ファンのみんなへ
本当に突然こんな報告をすることになってしまってごめんなさい。
今日……LA時間の8:00amより首の手術をします。

前向きな方向に向かうと……自分は信じています。
X JAPANの再結成を決めた時からこうなる覚悟は出来ていました。
去年、3月の東京ドームから始まった計10本のコンサート……必ずしも完璧とはいえなかったかもしれないけど、1ステージ、1ステージに対して全力をつくしてきました。そこでみんなと過ごした時間は……これから何があろうと自分の人生に刻まれた、とても素敵な思い出です。

この記事の画像(全4件)

読者の反応

  • 1

音楽ナタリー @natalie_mu

YOSHIKIが本日ビバリーヒルズの病院で緊急外科手術 http://natalie.mu/news/show/id/19119

コメントを読む(1件)

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 X JAPAN の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。