後藤まりこ二万電圧、Negiccoとの対バンで4連戦に幕

2014年4月5日 17:17 179 13 音楽ナタリー編集部

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後藤まりことアイドルによる対バンライブイベント4DAYS「東高円寺サーチ＆デストロイ」の最終公演が、昨日4月4日に東京・東高円寺二万電圧にて開催された。

後藤まりこ

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Negicco

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後藤まりことNegicco。

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BiS、アップアップガールズ（仮）、BELLRING少女ハートに続く4組目のゲストとして招かれたNegiccoは、真っ赤な「東高円寺サーチ＆デストロイ」イベントTシャツ姿で二万電圧のステージに登場。3人はまず軽快な「ネガティヴ・ガールズ！」からライブをスタートさせると、続く「新しい恋のうた」では足元に置かれたビールケースの足場に登り、満員の客席に笑顔を振りまく。3曲目の「ときめきのヘッドライナー」ではすし詰めの場内に大合唱が巻き起こった。

「高円寺に来るのが夢でした！」と喜びを語ったMeguは、この日Tシャツに合わせた揃いのスカートを高円寺のジーンズメイトで“現地調達”したことを告白した。そしてリーダーのNao☆が緊急時のために用意された酸素ボンベを手に取ると、「せっかくなので吸うところを見てもらおうと思って」とNegicco初の“酸素ボンベ吸引”シーンを披露することに。無言で酸素を吸い込む様子を見守る観客を前に、3人は「あれ？声違くない？」と突然甲高い声でしゃべり始め、「ヘリウムガスでしたー」と落とす雑なコントで会場をなごませた。

計7曲を歌ったNegiccoがステージを去ると、続いて後攻の後藤まりこが両手を高く上げて登場。後藤はSEに乗せてハンドクラップを要求すると、観客も一斉に手を叩く。そして1曲目「ままく」が始まると、後藤は早くもマイクスタンドを倒し、最前列の柵の上へ。後藤は観客の差し出す手に体を預けた状態で熱唱した。「Hey musicさん！」ではステージ上をぴょんぴょん飛び跳ねながら歌い、「sound of me」では冒頭から客席にダイブ。二万電圧の天井は低く、後藤は観客の頭上と天井のわずかな隙間をうねるように転がりながら移動していく。続く「4がつ6日」でもフロアに飛び込んでいくエモーショナルな展開となったが、「ゆうびんやさん」では一転、ステージ上をくるくる回るキュートなパフォーマンスで観客を魅了した。

後藤は4夜におよんだイベントを振り返りつつ、「二万電圧に来るのは今日で終わりやけど、今日のNegiccoちゃんもベルハーちゃん（BELLRING少女ハート）もアプガちゃん（アップアップガールズ（仮））もボクもBiSちゃんも……BiSちゃんは解散決まってるけど今後それぞれの道歩むかも知れへんし。皆さんそれぞれの毎日があるように、ボクたちもそれぞれやってくんで、どうか応援のほどよろしくお願いします」と4日間のゲストたちを讃えた。そしておもむろに赤いギターをかき鳴らし「m@u」を熱唱。スタンドから落ちたマイクを拾い上げると最前列の観客に持たせて叫び、終盤はギターを抱えたままダイブ。ラストナンバーの「大人の夏休み」を歌い終えると、「ありがとう」「いつもありがとう」と何度も何度も感謝の思いを伝え、ステージをあとにした。

後藤は5月27日に東京・SHIBUYA-AXにてワンマンライブ「510mariko Party @ SHIBUYA-AX」を実施。Negiccoは最新シングル「トリプル！WONDERLAND」の発売に合わせて4月15日より連日リリースイベントを行うほか、7月11日には東京・WWWにて今年初となるワンマンライブ「Road of Negiiiiii ～Negicco One Man Show～」を予定している。