同作は、世界の終末が近付く中、不可思議な広告の人物として登場するチャックことチャールズ・クランツの数奇な生涯をさかのぼっていく物語。チャック役のヒドルストンのほか
監督は、キング作品「ジェラルドのゲーム」「ドクター・スリープ」の映像化を担った
原作は「チャックの数奇な人生(原題:The Life of Chuck)」。白石は「映画では原作の手触りや基本的な要素を損なうことなく、キングが描いても不思議ではない(映画ならではの)要素をうまく入れて、違和感なく膨らませている。キング愛読者の映画監督らしいなと感じました」と述べる。ISOはその言葉に同意しながら「フラナガン自身が、キング作品はすべてぼろぼろになるくらい読み込んでいるオタクなんですよね。随所に“オタクムーブ”っぽいものも出ていると思います」と続けた。
キャストやキャラクターの魅力を聞かれると、白石は「チャックのおばあさんのしぐさとダンスがものすごくキュートでした。『スター・ウォーズ』の第1作目からずっと見ているマーク・ハミルも、いいおじいさんになったなあと感慨深かったです」としみじみ。ISOは「リアリティのあるキャストだったのが印象に残っています。トム・ヒドルストンは本当に会計士っぽいし。一番小さな少年チャックは、フラナガンの息子さんなんだそうです」と
お気に入りのシーンについて、白石は「ダンスパーティのあと、夜空の下で少年チャックが踊っている場面はたまらなかった。原作もかなわないシーンでした」と言及する。ISOも「『この瞬間のために生きていてよかった』という思いを見事に感じさせるシーンですよね」とうなずき、「特殊な構成の作品ですが、誰もが共感できる普遍的な人生讃歌。2回観てやっと気付いた伏線もあったので、一度観た方もぜひもう一度楽しんでください」と映画の魅力をアピールした。
ギャガ、松竹が配給する「サンキュー、チャック」は、5月1日より東京・新宿ピカデリーほか全国でロードショー。
映画「サンキュー、チャック」本予告
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ISO @iso_zin_
今年最推しの傑作『サンキュー、チャック』の試写会に、スティーヴン・キング小説を多数翻訳している白石朗さんと登壇しました!キング原作&フラナガン監督のホラーコンビながら、まさかの『ショーシャンクの空に』系譜の人生賛歌。大好きなキング作品について沢山喋らせてもらって楽しい時間でした。 https://t.co/Db0BjDwAmy https://t.co/mbh5McDhVm