「700回」たくさん踊ったトム・ヒドルストン、「サンキュー、チャック」の魔法のようなダンス

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映画「サンキュー、チャック」で主演を務めたトム・ヒドルストンが、人生の喜びに満ちた劇中のダンスシーンに言及。4日間にわたって「700回は踊った」という撮影を振り返っている。

人生の喜びに満ちたダンスシーンの数々が登場する映画「サンキュー、チャック」。主演のトム・ヒドルストン(左)はあるシーンの撮影で「700回は踊った」と証言する

人生の喜びに満ちたダンスシーンの数々が登場する映画「サンキュー、チャック」。主演のトム・ヒドルストン(左)はあるシーンの撮影で「700回は踊った」と証言する

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本作は世界の終末が近付く中、不可思議な広告の人物として登場するチャックことチャールズ・クランツの数奇な生涯をさかのぼっていく物語。スティーヴン・キングの短編小説が、マイク・フラナガンの監督・脚本で映像化された。「ジェラルドのゲーム」「ドクター・スリープ」に続くタッグで、ともにホラーの印象が強い2人が、“ごく普通”でありながら、その内面に“宇宙”を抱えた1人の男の生涯に迫る愛と希望の物語を紡ぐ。

トム・ヒドルストン演じるチャックことチャールズ・クランツの広告。世界の終わりが近付く中、突如「素晴らしい39年間! ありがとう、チャック」という広告が街を埋め尽くす

トム・ヒドルストン演じるチャックことチャールズ・クランツの広告。世界の終わりが近付く中、突如「素晴らしい39年間! ありがとう、チャック」という広告が街を埋め尽くす [高画質で見る]

原作は第3章から第1章へさかのぼる形で、チャックの人生を描き出していく異例の構成。映画もこの構成に忠実に作り上げたフラナガンは「観客にとってこの構造は予想外で、驚くほど詩的だと感じました。物語自体は三幕にしないで直線的に語っても同じですが、インパクトと意味は薄れてしまいます。それは、私たちの人生と同じで、あとから振り返ってみたときに、まったく別の次元で衝撃を与えるからだと思います」と語る。

「サンキュー、チャック」場面写真。トム・ヒドルストン(右)とアナリース・バッソ(左)

「サンキュー、チャック」場面写真。トム・ヒドルストン(右)とアナリース・バッソ(左) [高画質で見る]

本作でひときわ人生の輝きを映し出すのが、ヒドルストン演じるチャックが魅せるダンスシーン。振り付けを手がけたのは、映画「ラ・ラ・ランド」の冒頭の高速道路のナンバーなど数々の印象的なダンスを生んだ振付師のマンディ・ムーアだ。

彼女の指導のもと、クランクインから4日間かけて撮影されたというダンスシーンについて、ヒドルストンは「毎日朝から晩まで踊り、700回は踊りました。でも、最高でした! (共演の)アナリース・バッソは素晴らしく、一緒にエベレストを登るような感覚でした。私のキャリアの中で、もっとも自由で、もっとも喜びに満ち、もっとも幸せな時間でした。魔法のようでした」と語っている。

ギャガ、松竹が配給する「サンキュー、チャック」は、5月1日より東京・新宿ピカデリーほか全国でロードショー。第49回トロント国際映画祭では最高賞の観客賞を受賞している。

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