「見はらし世代」の団塚唯我による短編「遠くへいきたいわ」ユーロスペースで上映

公開中の映画「見はらし世代」で監督を務めた団塚唯我による短編映画「遠くへいきたいわ」が、11月22日から28日にかけて東京・ユーロスペースで上映されることが決定した。

「遠くへいきたいわ」では、亡くした母 / 娘の面影を互いに見出す女性2人が描かれる。21歳の紗良は、面接のためアルバイト先にやってきた竹内を一目見て動揺を隠せなくなる。同僚であり恋人の悠人から、以前竹内が目をつむって車道の真ん中に立つ姿を目撃したことを聞いた紗良は、怒りをあらわにする。竹内の勤務初日、開店作業を終えた2人はオープンを待つばかりのはずだったが、つかの間の逃避行に出るのだった。連続テレビ小説「ばけばけ」の花田旅館の女中・ウメを演じている野内まるのほか、河井青葉、藤江琢磨、津田寛治、金澤卓哉が出演。今回の上映にあわせて団塚自ら制作した新ビジュアル3点も解禁された。

黒崎煌代が主演を務めた「見はらし世代」は、同じくユーロスペースにて11月22日から12月5日まで上映。同作の入場者プレゼントとして、ランダムかつ数量限定のオリジナルステッカーが用意されている。なお「遠くへいきたいわ」の鑑賞料金は1000円均一で、「見はらし世代」（通常料金）の半券を提示すると900円でチケットを購入できる。詳細はユーロスペースの公式サイトで確認を。