「ONE PIECE FILM RED」の
20世紀初頭のパリを舞台にした本作は、“星”に手を伸ばす2人の少女の物語。画家を夢見るフジコと、バレエに心惹かれる千鶴は、横浜で偶然出会う。その後2人は運命に導かれるようにフランス・パリで再会を果たし、それぞれの夢を追い求めていく。ティザービジュアルには、赤いリボンを付けたフジコが部屋の窓から身を乗り出す姿が描かれた。脚本を
當真は「普段の自分とは全く違った真逆な女の子を演じるにあたり、役作りや声優というお芝居の違いの難しさを改めて感じながらも、楽しく演じさせていただきました」とコメント。谷口は當真の起用理由について「純粋であること、企み感がないこと、等身大であること、愛嬌があること、そしてどこかに芯を感じさせること。これが今回、主人公をキャスティングするうえで私が大切にした声の基準でした」とつづっている。近藤によるコメントは以下の通り。
當真あみ コメント
アニメーション映画「パリに咲くエトワール」に継田フジコ役で出演させていただきます。
それぞれのキャラクターたちに命が吹き込まれ、真っ白だった世界が一気に色付いていくのを見て、
皆さんにお届けできる頃にはどれほど自由で鮮やかな作品ができるのだろうと希望と期待に胸を踊らせました。
フジコという普段の自分とは全く違った真逆な女の子を演じるにあたり、役作りや声優というお芝居の違いの難しさを改めて感じながらも、楽しく演じさせていただきました。
20世紀初頭、周りの人の声や世の中の流れに逆らい、女性がたった一人で異国の地へ向かい夢を追いかける姿は、
現代を生きる私にも、自由であり続けて良いと勇気をくれるようでした。
そんな姿を見ていただける方にも感じで貰えると思います。
谷口悟朗(監督)コメント
コロナ禍のなか、自主制作のような形でコツコツと作り続けてきた作品が、ようやく皆さんにお届けできる段階になりました。
近藤さんをはじめ、多くのスタッフやキャストの皆さんに心から感謝しています。楽しんでいただけたら嬉しいです。
當真あみの起用理由
純粋であること、企み感がないこと、等身大であること、愛嬌があること、そしてどこかに芯を感じさせること。これが今回、主人公をキャスティングするうえで私が大切にした声の基準でした。アフレコの時期に、このキャリアでの當真あみさんに出会えたことは本当に幸運でした。
近藤勝也(キャラクター原案)コメント
7年前の5月に、長野の僕の自宅まで訪ねて来て下さった人がいる。アルボアニメーションのプロデューサー、カルキ・ラジーブさんだ。当然初対面。その彼から、今企画している映画のキャラクターを作ってくれないかと誘われた。僕はすぐ様、丁重?にお断りした。しかし彼は「イメージ画だけでも…」とあきらめない。彼の熱意に打たれてお引き受けする事にした。しかしそこからが長かった。イメージ画に留まらず、原画も参加することになる。
それから7年、僕たちの映画は来年3月に公開予定だ。ラジーブさん!スタッフの皆さん!成功をお祈りしております。
てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
谷口悟朗×近藤勝也の劇場アニメ「パリに咲くエトワール」當真あみが主人公の声担当 - 映画ナタリー https://t.co/BIkkL2oV6D
“脚本を吉田玲子が執筆”