第97回アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞したブラジル映画「
1970年代の軍事政権下で発生した、実際の事件をもとにした同作。元国会議員であるルーベンス・パイヴァの妻エウニセは子供たちと穏やかな日々を過ごしていたが、スイス大使誘拐事件を境に政情が一変し、ルーベンスは軍に突然逮捕されて消息を断つ。行方を追っていたエウニセ自身も軍に拘束されるが、絶望の淵に立たされた彼女の声はやがて時代を揺るがす力へと変わっていく。「セントラル・ステーション」の
予告は、エウニセが家族との思い出を記録した8mmフィルムの映像を見つめるシーンで幕開け。笑顔に満ちた日々から一転、ルーベンスが連行される一幕や、周囲に助けを求めるエウニセが「みんな同じよ」と突き放される様子も映し出される。加えて、彼女の熱意に動かされる1人の報道記者が世間の関心を引くために悲しげな家族写真を求めるも、エウニセが「いえ、笑って」と応じるさまが収められた。
「アイム・スティル・ヒア」は8月8日より東京・新宿武蔵野館ほか全国で公開される。
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絶望の中でも声を上げ続ける…ブラジル映画「アイム・スティル・ヒア」予告解禁
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第97回アカデミー賞国際長編映画賞受賞作、監督は「セントラル・ステーション」のウォルター・サレス
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