「メアリー＆マックス」1回限りの再上映決定、アダム・エリオット新作公開を記念して

アダム・エリオットが監督したストップモーションアニメーション映画「メアリー＆マックス」が、6月21日に東京・ヒューマントラストシネマ渋谷にて特別上映される。これはエリオットの監督最新作「かたつむりのメモワール」の公開を記念して実現した、1回限りのリバイバル上映だ。

「メアリー＆マックス」は、2009年にアヌシー国際アニメーション映画祭の最高賞であるクリスタル賞に輝き、日本では2011年4月に劇場公開された作品。オーストラリアに住む8歳のひとりぼっちの少女メアリーと、米ニューヨークで暮らすアスペルガー症候群と過食症を抱えた44歳の男性マックスの、文通を通した20年にわたる心の交流が描かれる。メアリーの声をトニ・コレット、マックスの声をフィリップ・シーモア・ホフマンが担当。そのほかエリック・バナ、バリー・ハンフリーズらも参加している。

多くの映画ファンから愛されてきた本作だが、日本では権利上の問題から長らく再上映や配信が叶わない状態が続いていた。今回の上映は、新作公開を前に再上映を求める熱い声に応える形で実現した、貴重な機会となる。

チケットは6月19日0時にヒューマントラストシネマ渋谷のチケット予約ページで販売開始。残席がある場合、劇場オープン時より窓口でも販売される。

「メアリー＆マックス」特別上映

2025年6月21日（土）13:50～ 東京都 ヒューマントラストシネマ渋谷
チケット料金：通常料金
※ムビチケオンライン、各種招待券、無料券は使用不可
※Blu-ray上映