「映画
高橋は「完成した作品を観て、映画って素敵でいいものだなと、改めて再確認しました。皆様は重めの映画というイメージを持っているかもしれませんが、体がぽかぽかするような作品です」と紹介し、瀬々は「敷居を低く作っているので楽しんでください!」「最後に何か持って帰ってもらえれば」とアピール。西野は「濃厚な撮影期間を思い出しながら映画を観ました。物語を知っているのに感動して気が付いたら涙が出ていました」と述べた。
「自分が現場にいないシーンが圧倒的に多かった(笑)」と話す伊藤は「血が通ったものを観るのを楽しみにしていたんです。役者さんの力ってすごいんだなと思いましたし、映画の内容も含めて、いろいろ考えさせられる部分が多かったです」と語る。また伊原は「観てくださる人によって刺さるポイントや共感できる人物が変わるんだろうなと思いました」と述懐。斎藤は「一映画ファンとして、犬を愛するものとして作品を観る前は構えていたところがあったんです。人口的に作った感動がそこにあったら複雑だなと」と率直に話しつつ、「でも言葉なきこと、そういったものを大事にしていくべき時代なんだとこの作品に教えていただきました」と伝えた。
撮影中の印象的なエピソードを問われると、伊藤は「僕、1日だけの参加だったんですよ」と笑い、「文哉くんとのシーンだけだったんですが、ナイスガイがいるなあって。大好きです」と告白。これに高橋も「大好きです!」と返し、「1日でしたけど、刺激的で。沼口先輩にひりひりしながらお芝居させていただきました」と思い返す。これを横で聞いていた斎藤は「自分は4日ぐらいで、健太郎さんより3日ぐらい多い(笑)。でも撮影日数イコール、貢献度ではないと思っています」と声を掛けた。
イベント終盤には、多聞を演じたさくらが登場。キャストたちは、自身と犬との思い出を語り合っていく。伊藤は「実家に19歳のレオという犬がいるんです。おばあちゃんが90歳なんですが、実家に帰ったとき、レオに『どっちのほうが長生きできるかな?』って話し掛けていて。かわいいなあと思いました」と笑みをこぼす。西野は「学校から帰ったら、犬と一緒にストーブで温まるのが私の冬の日常でした。めちゃくちゃストーブが好きな子で」と回想。高橋は幼少期を振り返り「親に犬が欲しいと言ったら『誠意を見せなさい』って言われたんです。それで『10歳から20歳までの誕生日、クリスマスプレゼントは何もいらない!』と言って、犬を迎えました。だから21歳のときに10年ぶりに誕生日プレゼントをもらいましたね。それまでは毎年わんちゃんの写真が送られてきていたんです。(犬は)今も実家で元気です!」とにこにこと語った。
「映画 少年と犬」は、3月20日より全国ロードショー。
「映画 少年と犬」主題歌入り予告編
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「少年と犬」10歳の高橋文哉が犬のために見せた誠意とは?西野七瀬は犬とぽかぽか https://t.co/fCsu94donS
原作:馳星周『少年と犬』文春文庫