被告人ならぬ“被告犬”をめぐるフランスの法廷コメディ「犬の裁判」初夏公開

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第77回カンヌ国際映画祭のある視点部門に正式出品され、パルム・ドッグ賞を受賞した映画「Le procès du chien」が、「犬の裁判」の邦題で初夏より東京・シネスイッチ銀座、UPLINK吉祥寺ほか全国で順次公開されることが決定した。

「犬の裁判」日本版ポスタービジュアル

「犬の裁判」日本版ポスタービジュアル

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「犬の裁判」場面写真

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実話からインスパイアされた本作は、被告人ならぬ“被告犬”をめぐる法廷コメディ。スイスに暮らす解雇寸前の弁護士アヴリルは、ある男から犬のコスモスの弁護を依頼される。3人の人間に噛み付いたというコスモスは、法律では“物”とみなされ、飼い主への罰金1万フランとコスモスの安楽死を言い渡されてしまう。そんな中、「犬は物ではない」というアヴリルの主張が認められ、コスモスの命が懸かった裁判が始まるのだった。

「犬の裁判」場面写真

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「若い女」「ACIDE/アシッド」のレティシア・ドッシュがアヴリル役を担い、初めて監督も務めた。そのほか視覚障害を持つコスモスの主人ダリウシュにフランソワ・ダミアン、動物行動学者マルクにジャン=パスカル・ザディが扮し、アクロバティックなサーカス犬コディがコスモスを演じた。

「犬の裁判」場面写真

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このたび解禁された日本版ポスタービジュアルには、法廷の証言台に立つコスモスと「彼は無罪か有罪か?」というコピーが収められている。場面写真には、法廷内でのアヴリルとダリウシュの姿や、コスモスがマルクのそばに佇む様子などが切り取られた。

「犬の裁判」の配給はオンリー・ハーツが担当する。

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🄫BANDE À PART - ATELIER DE PRODUCTION - FRANCE 2 CINÉMA - RTS RADIO TÉLÉVISION SUISSE - SRG SSR – 2024

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SYO @SyoCinema

気になってた映画『犬の裁判』の日本版ポスター、なんともかわいい

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