没入ではなく「共存(Co-being)」をコンセプトにしたプロダクトおよびサービスを企画・開発するNTTグループ初の音響ブランドnwm。同ブランドが手がける「耳スピ」は耳をふさがないオープンイヤー型のシリーズだ。イヤホンだが、まるでスピーカーのような解放感と臨場感のあるサウンドであることから耳スピーカー、略して耳スピという愛称で展開されている。
新CMにて1人4役でロックバンド・MIMISUPIを演じた斎藤。「さすがに今まで1人で4人というのはなかったですね。プロフェッショナルな皆さんが4人を作り込んでくださったので、自分はその技に乗っかるだけで、楽しかったです」と笑みをこぼし、「フロントマンのボーカルは天然キャラで、ギターはロマンチストというか、自分の世界を強く持っているタイプ。ベースは決して明るくないキャラクターで本質的には僕に一番近いと思います。ドラムはわかりやすく派手に持っていきたいなと思って演じました」と各メンバーを紹介する。そして「映像のトーンもコマーシャルっぽくなく、湿度が高め。映画のドキュメンタリーのようで、かなりアートよりのものになっているんじゃないかと思います」と伝えた。
NTT独自のPSZ(パーソナライズドサウンドゾーン)技術を搭載し、耳をふさがないのに音漏れが抑えられるため、周囲に配慮しながら音楽などを聴けるのが耳スピの魅力の1つ。斎藤は「実は今も自立神経にいい音楽を聴いているんです」と登壇中もnwm DOTSを使用していたことを明かし、会場を驚かせる。「本当に製品がすばらしいんです。一目惚れしたような感じ。スタイリッシュなので、ファッションアイテムの1つにもなります」と太鼓判を押し、「イベントスタッフの方もイヤホンを使ってますが、こういう場にもオープンイヤー型が適していると思います。歌舞伎の音声ガイダンスなど、いろんな場面で耳スピが新しいスタンダードになっていくんじゃないか」と期待を込めた。
イベント中盤には、ロックバンド・MIMISUPIのメンバー4人がスクリーンに登場。斎藤の“初耳”情報をリークしたいという名乗りを挙げたボーカルのDOTSは「工は誰からも頼まれていないのに、本を書いているそうです」と暴露する。これに斎藤は「本当ですね(笑)。普通どこかの出版社からお話が来て書くと思うんですが、そういうことはなく書いてます。『微生物ちゃんとAIくん』というタイトルで。微生物とAIのある種の恋愛模様のようなものをつづってます」と打ち明けた。
また「新生活が始まる春に向けて新たに挑戦したいことは?」という質問が飛ぶと、斎藤は「ひどい花粉症だったんですが、食事を発酵食品中心にして、“腸活”をしたら、かなり改善したんです。それで撮影現場の食事を全体的に管理する栄養士がいたらいいなと。足りないものや、取りすぎているものを客観的に見られるシステムがあったらと、そんな願いを持っています」と口にした。
なお本発表会では、耳スピのアクティビティモデル・nwm GOもお披露目に。アウトドアなどの趣味や遊びにフォーカスした製品で、3月1日に予約がスタートし、3月18日に発売される。なお発表会には、NTTソノリティ代表取締役社長・坂井博も登壇した。
てんちゃん @dzs00501
斎藤工がイヤホンの“新しいスタンダード”に期待、「耳スピ」に一目惚れ(CM動画あり) https://t.co/uucyOXtxM9