香港映画「
1980年代の香港を舞台とした本作は、密入国した若者・陳洛軍(チャン・ロッグワン)が黒社会のルールを拒み組織に目を付けられたことから物語が展開。逃げ込んだ先・九龍城砦で信一(ソンヤッ)、十二少(サップイー)、四仔(セイジャイ)と出会い、ともに過ごす中で友情を築いていく。九龍城砦を取り締まる龍捲風(ロン・ギュンフォン)をルイス・クー、陳洛軍をレイモンド・ラムが演じ、十二少役でトニー・ウー、四仔役でジャーマン・チョンが出演した。
九龍城砦のセットは、約10億円の予算を投じて建設されたという。映像には、企画を知らされていなかった様子の信一が「お前ら誰なんだ。うちの住人を撮るつもりか!?」と噛みつく姿が。しかし「待ってろ!」と一度フェードアウトしたかと思えば、サングラスをバッチリかけて「城砦福祉委員会副会長の信一だ、案内する」とノリノリに。同地の名物として“電線”を紹介し、盗電のエピソードを披露する。子供たちが放課後におやつを買いにくるという陳峰商店では、お気に入りのドリンク・緑寶(ロッボウ)を紹介した。
さらに、清潔ではない城砦内だからこそ必要な靴屋や、城砦名物の叉焼飯も作られているであろう窯焼き工場なども立て続けに案内。龍捲風の床屋に到着すると、信一のパーマが龍捲風によるものであることが打ち明けられる。最後に九龍城砦が取り壊される際に持ち出すものについて聞かれると、信一がたばこを指し「城砦のにおいも消えてしまう、それが人生だ。写真を撮ってくれ」と感傷に浸る一幕も映し出された。
なお、1月31日より入場者特典として「“未来を担う4人”ポストカード」の配布が決定。陳洛軍、信一、十二少、四仔の姿が連なってデザインされており、切り離して使用することができる。
映画「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」城砦ツアー映像
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手塚るみ子 @musicrobita
入場特典、いいなぁ、すぐ無くなりそうだなぁ… https://t.co/jH6H6tdPAo