「トワイライト・ウォリアーズ」レイモンド・ラムら“城砦4人組”の絆を語る

香港映画「トワイライト・ウォリアーズ 決戦！九龍城砦」のメイキング映像がYouTubeで公開。レイモンド・ラムら、九龍城砦を取り巻くキャラクターが躍動するシーンの撮影風景が収められている。

1980年代の香港を舞台とした本作。密入国した若者・陳洛軍（チャン・ロッグワン）は黒社会のルールを拒み組織に目を付けられる。そして逃げ込んだ先・九龍城砦で信一（ソンヤッ）、十二少（サップイー）、四仔（セイジャイ）と出会い、ともに過ごす中で友情を築いていくのだった。九龍城砦を取り締まる龍捲風（ロン・ギュンフォン）をルイス・クー、陳洛軍をレイモンド・ラムが演じ、信一役でテレンス・ラウ、十二少役でトニー・ウー、四仔役でジャーマン・チョンが出演。サモ・ハン、リッチー・レン、アーロン・クォック、フィリップ・ンもキャストに名を連ねた。アクション監督を谷垣健治が務めている。

映像は陳洛軍と信一・十二少・四仔の関係性にフィーチャー。レイモンド・ラムは「心が通じ合ってる。すぐ役に入り込めた」と、テレンス・ラウは、「アクションが多くて、時には不可能に思える動きもあった。だから本気でお互いに助け合ったよ。いつの間にか作中と同じ関係性を築いた」と回想する。ジャーマン・チョンは「演技についてよく相談したけど、いつもギャグを交えてふざけていた。でも本番になるとそれが生きる」とチームワークを振り返った。

監督のソイ・チェンは彼らについて「出演作を見て一緒にやりたいと感じた」「マンガのキャラのような雰囲気を持っている」と述懐。さらに制作当初からルイス・クーが龍捲風役に合うと考えていたと明かし、「若手俳優との関係もぴったりだ。立場は上だが若者たちとの距離は遠くない」とコメント。「現場での様子を見ると、テレンス・ラウやレイモンド・ラムはルイス・クーを尊敬しつつも楽しく談笑している。まさに私が思い描いた龍捲風たちの関係だ」と語った。

「トワイライト・ウォリアーズ 決戦！九龍城砦」は全国で公開中。

映画「トワイライト・ウォリアーズ 決戦！九龍城砦」メイキング映像（城砦4人組編）