トン・ワイ主演、テレンス・ラウ＆フィリップ・ンも出演した「スタントマン」7月公開

トン・ワイが主演を務め、「トワイライト・ウォリアーズ 決戦！九龍城砦」のテレンス・ラウ、フィリップ・ンが共演した香港映画「武替道 STUNTMAN」が、「スタントマン 武替道」の邦題で7月25日に公開されるとわかった。

本作は、かつて売れっ子アクション監督として活躍した森（サム）を主人公に据えた物語。撮影中の事故でスタントマンを半身不随にしてしまった彼は、業界を離れて小さな整骨院を営んでいた。そんな中、かつての仲間から「もう一度アクション映画の監督をしてほしい」と頼まれる。しかし現代の撮影ではコンプライアンスも厳しく、出演俳優の威（ワイ）をはじめ制作陣はリアリティを追求するサムのやり方に反発し、現場はぎくしゃく。サムは忙しさのあまり、娘チェリーとの関係も悪化していくのだった。

サムをトン・ワイが演じ、サムに憧れる若手スタントマンの龍（ロン）にテレンス・ラウ、人気アクション俳優のワイにフィリップ・ンが扮した。さらに、仕事中心の生活を送るサムに不満を抱くチェリー役に「返校 言葉が消えた日」のセシリア・チョイが起用されている。双子のアクション俳優として活動するアルバート・レオンとハーバート・レオンが、本作で監督デビュー。タイトルの「武替道（ぶたいどう）」は“スタントの道”を意味する中国語で、ワンシーンにすべてを懸けるスタントマンたちの人生が表現されている。

「スタントマン 武替道」は東京・新宿ピカデリーほか全国でロードショー。配給はツインが担当する。