松竹創業130周年を記念した映画「TOKYOタクシー」が11月21日に公開決定。
本作は冴えない日々を送るタクシー運転手の宇佐美浩二が、ある日、85歳の高野すみれを東京・柴又から、神奈川・葉山にある高齢者施設まで送ることになる物語。すみれは浩二に、いくつかの寄り道を依頼する。次第に心を許したすみれは、自らの壮絶な過去を語り始め、偶然出会った2人の人生は大きく動いていく。刻々と変化する大都市・東京を舞台に人生の喜びを謳い上げる物語になるという。
原作は松竹配給のもと2023年4月に公開されたフランス映画「
山田、倍賞、木村は本日1月23日、東京都内で行われた製作発表記者会見に出席。原作に目を付けた理由について、山田は「かなり重い内容を持っているけれど、とても軽快で、どこかユーモラスに楽しく観られる」「今は非常に重苦しい時代。私たちは先行きの知れない、とてもつらい時代にいると思います。作られる映画もどうしても重い映画が多くなる。こんな時代だからこそ、軽やかに楽しく観たいと思う気持ちは、僕にもあるし、観客にもあるんじゃないか。この素材はそういう作品になれるんじゃないかと思って、取り組み始めました」と語った。
映画ナタリーでは会見の詳報も追って掲載する。
山田洋次の映画作品
リンク
コーエン添田 @cannotcaz
"冴えない日々を送るタクシー運転手の宇佐美浩二"
https://t.co/GQKZgtgHWf