背筋による小説「近畿地方のある場所について」の映画化が決定。「サユリ」の
2023年1月から4月にかけてWeb小説サイト・カクヨムで投稿され、同年8月に単行本化された「近畿地方のある場所について」。行方不明になったある雑誌編集者は、消息を絶つ直前まで近畿地方のある場所にまつわる過去のオカルト記事を調べていた。彼の友人であるフリーライターは、うわさや都市伝説、怪談話といったそれらの情報をつなぎ合わせることで、恐ろしい事実を知ることになる。
自著の初映画化に関し、背筋は「私は長年白石作品に魅了され続けていました。それに飽き足らず、作品から得た恐怖を再現するべく、自ら書いてみようと思いました」「この最大級のラブレターを白石監督がどのように料理してくれるのか。期待に胸を膨らませつつ、私も原作者として力添えができればと思っています」と語った。
白石は「原作の得体の知れない黒い魅力を、世界中の人々に感染させるべく、映像化という呪術を仕掛けていきます」と意気込みをつづる。プロデューサーの櫛山慶は「この映画はただのエンターテインメントではありません。映画として届ける覚悟が必要な、強い“想い”が宿る前代未聞の作品です」と述べた。
配給はワーナー・ブラザース映画が担当。真っ赤な空を収めた特報映像はYouTubeで公開中だ。キャストなど詳細は続報を待とう。
映画「近畿地方のある場所について」特報映像
背筋 コメント
私は長年白石作品に魅了され続けていました。
それに飽き足らず、作品から得た恐怖を再現するべく、自ら書いてみようと思いました。
気づけばそれは「近畿地方のある場所について」という題名で書籍になっていました。
この最大級のラブレターを白石監督がどのように料理してくれるのか。
期待に胸を膨らませつつ、私も原作者として力添えができればと思っています。
映画を楽しみにしてくれるであろう同士の期待に応えるためにも。
白石晃士 コメント
映画に行きませんか。タイトルは「
櫛山慶(プロデューサー)コメント
2000年代、掲示板の怪談スレッドに没頭した日々。その興奮が「カクヨム」で本作に出会った瞬間、鮮明に蘇りました。映像化を決めた際、真っ先に声をかけたのは「ノロイ」の白石晃士監督。奇妙で底知れない断片を、監督がどう映像化するのか、私自身震える思いで製作中です。ただひとつ言えるのは、この映画はただのエンターテインメントではありません。映画として届ける覚悟が必要な、強い“想い”が宿る前代未聞の作品です。ぜひ、その覚悟を期待してお待ち下さい。
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KADOKAWAさん@本の情報 @kadokawa_san
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背筋の小説「近畿地方のある場所について」映画化
監督は「サユリ」の白石晃士
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2025年に公開予定
自著の初映画化に関し、背筋は「私は長年白石作品に魅了され続けていました。それに飽き足らず、作品から得た恐怖を再現するべく、自ら書いてみようと思いました」
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