2018年に日本公開された「
R・J・パラシオによる児童小説を原作にした「ワンダー 君は太陽」では、顔に障害のある10歳の少年“オギー”ことオーガストが初めて通い始めた学校でいじめや裏切りに遭い、くじけそうになりながらも家族に支えられて困難に立ち向かっていくさまが描かれた。パラシオはもう1つの物語として「ホワイトバード」を発表。「ワンダー 君は太陽」のプロデューサーたちが再集結して映画化を実現させた。
「ホワイトバード はじまりのワンダー」の主人公は前作でオギーをいじめたジュリアンと、その祖母サラ。ジュリアンはいじめにより学校を退学処分になって以降、自分の居場所を見失っていた。そして孫の行く先を心配したサラは、彼を希望に満ちた未来へと導くために、封印していた過去を告白する。それは少女時代にナチス占領下のフランスで過酷な状況に置かれていたサラが、同じクラスでいじめられていたジュリアンと彼の家族によって救われていたというものだった。
少女時代のサラを「キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱」のアリエラ・グレイザーが演じ、サラの同級生ジュリアンにオーランド・シュワートが扮する。そしてサラの孫でいじめを行っていたジュリアン役でブライス・ガイザーが続投。
キノフィルムズが配給する「ホワイトバード はじまりのワンダー」は東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国でロードショー。
映画「ホワイトバード はじまりのワンダー」予告編
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