朝ドラ「おむすび」橋本環奈がパラパラ回想、仲里依紗はギャル服の衣装合わせにワクワク

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2024年度後期の連続テレビ小説「おむすび」の糸島ロケ取材会が福岡・糸島市役所で開催され、キャストである橋本環奈仲里依紗宮崎美子松平健が参加した。

「おむすび」糸島ロケ取材会の様子。左から松平健、橋本環奈、仲里依紗、宮崎美子。(写真提供:NHK)

「おむすび」糸島ロケ取材会の様子。左から松平健、橋本環奈、仲里依紗、宮崎美子。(写真提供:NHK)

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「おむすび」は、平成時代に“ギャル文化”と出会った米田結が栄養士の道へ進み、縁・時代・人など“目には見えない大切なもの”を結んでいく物語。橋本が農家に生まれた結を演じ、仲が“伝説のギャル”として知られる姉・歩、宮崎が祖母・佳代、松平が祖父・永吉に扮する。

3月下旬にクランクインした同作の舞台は、福岡、神戸、大阪など。結は高校生まで糸島で育つ設定だ。同地での撮影について橋本は「大自然の空気がおいしい中、畑仕事をしています。これまでで印象的だったのは、ギャルたちでパラパラを踊るイベントの撮影です。糸島の皆さんがエキストラとして海水浴場に集まってくださって、3日かけて撮ったんです。放送の中でもボリューミーなシーンになるんじゃないでしょうか」と話す。また地元が福岡であることに触れ「ここで撮影ができて純粋にうれしいです。高校まで福岡にいましたが、時間があれば今でもすぐ帰っています。両親と糸島に行くことも多かったんです」と縁が深い場所だと語る。

仲は「私も九州出身なので糸島の存在は知っていましたが、海辺や自然を実際に見て、なんて素敵な場所なんだと思いました。実の妹が『ギャルの間では糸島が映(ば)える場所として知られている』と言っていました」、宮崎は「地元の方に手取り足取り教えていただきながら、(農作物の)収穫シーンを撮影しました。今は花々や草がいっぱいあっていい季節。これから四季を味わうのを楽しみにしていますし、ふるさと感がある景色が皆さんに伝わるといいなと思います」とコメントする。松平は「僕も糸島に初めて来ましたが、海がきれいですね。地元の方々にエキストラで集まっていただいたりと、笑顔で迎えてくださってうれしいです」と感想を口にした。

劇中でギャルファッションをまとう橋本は「衣装はけっこうなギャルです。ウィッグと長い付け爪でパラパラを踊ったんですが、爪が本当に長くて不自由で、何もできず靴下を履かせてもらったりもしました(笑)。でもみんなで『映えだね』と言ってました。衣装合わせではすべてのボトムスの股上が浅く、履いたことがないものばかり。平成ファッションを楽しみにしている方にも満足いただけるんじゃないかと思います。メイクもギャルのときとナチュラルのときで全然違います」と期待をあおる。

仲は「私の場合は、通常時が長い爪なので(笑)。女優をやっていないときの私はギャルです。だからこのキャラクターは私生活の延長ですね」と楽しそうに話し、今日はギャル衣装を着ていないことについて「ネタバレになるので話せませんが、妹や家族との関係性が服に現れてきます。衣装合わせでは『このベルト昔持ってた! このボトムスも履いてた!』とワクワクしました」とも語る。

米田一家での芝居について聞かれると、橋本は「今は外ロケで畑仕事をする場面が多いのですが、食卓のシーンが楽しみです」と回答し、仲は「(母役の)麻生久美子さんから生まれたということを、とにかく意識して演じています。麻生さんはお若い方ですから、『私は麻生さんの子供なんだ』と意識をしないと忘れてしまいそうで(笑)」と言って会場に笑いを起こす。続く宮崎が「私も全員でごはんを食べるシーンが楽しみです。(松平演じる)このおじいさんがいる家庭ですから、何があっても乗り越えていけるような明るい家なんじゃないかと感じています」と目線を向けると、松平は「おじいちゃんは自由奔放で畑仕事も息子たちに任せてしまっていて。いつもビールを飲み、福岡ダイエーホークスを応援している役です。食卓を囲む幸せを視聴者の方々に観ていただけるのではないでしょうか」と笑った。

会見には制作統括の宇佐川隆史も出席。宇佐川は「朝ドラは、舞台となる土地のいいところを多分に含ませて物語を展開していきます。その中で食文化の重要な拠点である福岡、糸島が自然と出てきました」「結の高校時代は2000年初め頃で、糸島の方々は後継者問題や人口問題に取り組んでいました。彼らがどうやって立ち上がったのかも物語になると思ったんです」と述懐し、「糸島のものすごい景色に力をもらって、役者さんたちが明らかにのびのびと演じている。ここに来てよかったと感じました」とうれしそうに述べる。

また「朝ドラには戦後から“食べることは生きること”という大きな命題がありました。今回はそこから一歩進んで、“食べることは未来を作ること”をテーマにしています」と続け、「それで縁の下の力持ちである“栄養士”を物語の中心に据えようと思いました。『給食のおじさん・おばさんという認識しかされていない』と栄養士さんたち自身はおっしゃったりもするんですが、本当にいろんなことをやっているわけです。コロナのときの食料支援の内容にも栄養士さんが携わっているし、大震災のときも活動されていた。社食やお弁当だってそうです。栄養士さんたちからは『栄養士で物語になるんですか?』と冗談半分で言われましたが、だからこそ作りたいと。誰かのために動くというのは、すごく大事なことだと思うんですよね」と意図を熱く話した。

「おむすび」は2024年秋からNHK総合ほかでオンエア。

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マリン @miniAquaMarine

環奈ちゃん福岡•糸島ロケ中。いまは家事しながら朝ドラ観ているけれど、『おむすび』始まったらかぶりつきで観ますww #NHK #おむすび #橋本環奈
https://t.co/0Mc7oKh7nP

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