2024年度後期の連続テレビ小説「
連続テレビ小説111作目にあたり、
仲は結の姉であり、地元で“伝説のギャル”として知られた歩(あゆみ)役でキャスティングされた。“ゆとり世代”である結の8歳上の歩は、1990年代、安室奈美恵に憧れた“コギャル世代”。奔放な振る舞いで米田家に大きな波乱を巻き起こし、結の生き方に大きな影響を与える。そしてギャルになった裏には秘密があるという設定だ。
平成元年に生まれ、“生粋の平成っ子”だという仲は「あの時代に息づいていた絆や人を思い合う気持ち、そして不屈のギャルマインドを、もう一度拾い直して、置き忘れてきてしまった方々にそっと届けられたらいいなと思っています」と意気込みを述べた。制作統括・宇佐川隆史のコメントは以下の通り。
連続テレビ小説「おむすび」は今春クランクインし、秋から放送予定。脚本は「正直不動産」「ハコヅメ~たたかう!交番女子」「監察医朝顔」などを手がけた
仲里依紗 コメント
「平成は失われた30年」と呼ばれていることを初めて耳にした時、ある気持ちが溢れました。私は、平成元年に生まれ、勉強も遊びもこの仕事も家族との時間もあの平成時代と共に全力で駆け抜けてきた生粋の平成っ子です。30年間の中に悲しい出来事や耳を塞ぎたくなるニュースはたくさんありましたが、それでも毎日の生活には、心が温まったり、一緒に笑い合ったり、称え合ったりできる瞬間がちゃんとあって、私はずっとそれを見つけながら今日まで生きてきました。もし「失われた30年」があるのだとしたら、それは失ったのではなく、時代の流れが忙し過ぎて、多くの方が見落としてきてしまった時間なのかもしれません。そう思った時、私がこの作品で務められる役割が少し分かったような気がしました。あの時代に息づいていた絆や人を思い合う気持ち、そして不屈のギャルマインドを、もう一度拾い直して、置き忘れてきてしまった方々にそっと届けられたらいいなと思っています。
約1年以上に亘る撮影を素晴らしいキャスト・スタッフの皆さんと、そして「米田歩」と共に、令和を生きる私が、今一度、平成を振り返りながら歩いていきます。どうぞご期待下さい。
宇佐川隆史(制作統括)コメント
平成の始まり、安室奈美恵さんが登場した90年代は、平成を語るうえでとても重要な時期です。バブル崩壊から徐々に、大人達に閉塞感が漂い始めたのとは裏腹に、若い世代、特に女子高生たちは、熱くパワフルな存在として、ギャルなどの独自の道を突き進んでいました。そんな中、福岡の糸島に現れた、ひときわパワフルな存在…それが、伝説のギャル・米田歩です。
伝説のギャルを演じられる人物とは、一体誰なのか…そう考えた時、仲里依紗さん以外には考えられませんでした。仲さんは、生きるパワーにあふれ、見ている私達の心をじかに揺さぶる、熱く繊細なお芝居をされる方。この90年代~00年代に、実際に青春を過ごされたお一人でもあります。そして何より、仲さん自身が芯に持つ、“好きなものは好き”と言える強い力…その力強さが、ある秘密を抱えながらギャルとして生きる歩に説得力を与えてくれると信じています。
主演の橋本環奈さんに仲さんのお名前を伝えた時、「嬉しい!」と、満面の笑みで喜びをあらわになさっていました。橋本さんと仲さんの、パワーあふれる姉妹コンビ…今から楽しみでしょうがありません。
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仲里依紗が朝ドラ「おむすび」で“伝説のギャル”に、橋本環奈演じるヒロインの姉役
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