杏が少年守るため母になる「かくしごと」6月公開、関根光才が小説「嘘」を映画化

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主演で北國浩二による小説「嘘」が「かくしごと」として映画化。「生きてるだけで、愛。」の関根光才が監督と脚本を担い、6月7日に公開されることがわかった。

「かくしごと」ポスタービジュアル

「かくしごと」ポスタービジュアル

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本作は、1つの嘘をきっかけに、それぞれの“かくしごと”が明らかになっていくさまを描いたヒューマンミステリー。長年確執のあった認知症の父親の介護のため田舎へ戻った主人公・千紗子は、ある日、事故で記憶を失った少年を助ける。少年に虐待の痕を見つけ、彼を守るために自分が母親だと嘘をつく千紗子。疑似親子はやがて、本物の親子のようになっていくが、そんな幸せは長くは続かなかった。

上段左から杏、奥田瑛二、中須翔真。下段左から佐津川愛美、安藤政信、酒向芳。

上段左から杏、奥田瑛二、中須翔真。下段左から佐津川愛美、安藤政信、酒向芳。[拡大]

羊文学

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杏が千紗子を演じ、少年役で中須翔真、千紗子の父・孝蔵役で奥田瑛二、少年の父役で安藤政信が出演。佐津川愛美酒向芳木竜麻生和田聰宏丸山智己河井青葉もキャストに名を連ねた。主題歌「tears」はバンド・羊文学が担当している。

YouTubeで公開された予告編には、千紗子が少年に「あなたは私の子供なの」と嘘をつく様子を収録。あわせて到着したポスタービジュアルには「その嘘は、罪か、愛か」というコピーが添えられた。

杏は「難しいシチュエーションの役だと思いました。ただ、もしかしたら、今の自分だったらできるかもしれない、と思い、役に挑みました。千紗子の行動は果たして良いことなのか、悪いことなのか。観ている方も、自分だったらどうするか、など観終わった後誰かと話したくなる映画です」と紹介。関根は「これまでに見たことがない生々しい感情を演じる杏さんが見られる作品です」とつづっている。

「かくしごと」は東京・TOHOシネマズ 日比谷、テアトル新宿ほか全国でロードショー。ハピネットファントム・スタジオが配給を担当する。

映画「かくしごと」予告

関根光才 コメント

原作を読んで、これは個人的にチャレンジしたい題材だと思ったことが始まりでした。
千紗子の行動は社会的には許されないですが、過酷な状況にある人を助けたいという気持ちは誰しもが持っているのではないでしょうか。現実には無理だけれど、映画の中でその気持ちが伝えられたり、助けられるかもしれない可能性が提示されたら、傷が癒える人がいるかもしれない、と思いこの映画を制作しました。
これまでに見たことがない生々しい感情を演じる杏さんが見られる作品です。

杏 コメント

難しいシチュエーションの役だと思いました。
ただ、もしかしたら、今の自分だったらできるかもしれない、と思い、役に挑みました。千紗子の行動は果たして良いことなのか、悪いことなのか。観ている方も、自分だったらどうするか、など観終わった後誰かと話したくなる映画です。美しい日本の夏が描かれた映像の中で、嘘や愛情がどのような結末を迎えるのか、予想しながら御覧いただければと思います。

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(c)2024「かくしごと」製作委員会

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マカロニ @Shota_Today

6月7日 https://t.co/zV7msByvYB

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