2023年度新藤兼人賞を特集したオールナイト上映開催、「曖昧な楽園」など3作品

オールナイト上映「odessa Midnight Movies［vol.16］2023年度 新藤兼人賞 受賞作品 一挙上映AN」が、2月3日に東京・テアトル新宿で開催されることがわかった。

これはテアトル新宿がセリフや環境音をより鮮明に伝える音響システム・odessaをフル活用した企画「odessa Midnight Movies」の第16弾。2023年度新藤兼人賞を受賞した3名がそれぞれ手がけた「曖昧な楽園」「わたしの見ている世界が全て」「月」がオールナイトで一挙上映される。

監督の小辻陽平が金賞に輝いた「曖昧な楽園」は、交通量調査員をしながら母の介助をする達也と、植物状態の独居老人を世話するクラゲの姿をつづった物語。銀賞を獲得した佐近圭太郎が監督を務めた「わたしの見ている世界が全て」では、母の死をきっかけに再会した兄姉の交流が描かれる。角川歴彦がプロデューサー賞を受賞した「月」は、実際の障害者殺傷事件をモチーフにした辺見庸による同名小説を、監督の石井裕也が独自に再構成した作品だ。

チケットはオンラインで1月26日19時、劇場窓口で翌27日のオープン時に発売となる。詳しくは特設ページで確認を。

odessa Midnight Movies［vol.16］2023年度 新藤兼人賞 受賞作品 一挙上映AN

2024年2月3日（土）東京都 テアトル新宿
開場 21:00 / 開演 21:30 / 終映 翌5:04
料金：通常 2800円 / TCG会員 2500円
＜上映作品＞
「曖昧な楽園」
「わたしの見ている世界が全て」
「月」