ビクトル・エリセの新作公開記念、「ミツバチのささやき」「エル・スール」再上映

ビクトル・エリセが監督を務めた映画「ミツバチのささやき」「エル・スール」の再上映が決定。2月2日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次行われる。

これは、エリセの最新作「瞳をとじて」が2月9日に封切られるのを記念したもの。長編デビュー作「ミツバチのささやき」では、スペインの小さな村を舞台に、主人公の少女アナが体験する現実と空想の交錯した世界がつづられた。同作の撮影当時5歳だったアナ・トレントは、「瞳をとじて」で50年ぶりにエリセ作品へ参加した。

そして再上映で全国を回るのは約7年ぶりの「エル・スール」は、父との思い出を回想する少女が、南へと旅立つまでを描く物語。オメロ・アントヌッティ、ソンソレス・アラングーレン、イシアル・ボジャイン、オーロール・クレマンがキャストに名を連ねる。なお本作は、是枝裕和が特別展「映画監督・是枝裕和のまなざし」にて“影響を受けた映画“の1本として選出した。

各作品の上映情報は、「瞳をとじて」公式サイト内の「ビクトル・エリセ特別上映」ページでアナウンスされる。