「ミツバチのささやき」「エル・スール」で知られるスペインの
本作は主演俳優フリオ・アレナスが失踪した未完の映画「別れのまなざし」から紐解かれるヒューマンミステリー。失踪から22年後、当時の映画監督でフリオの親友でもあったミゲルは、かつての人気俳優失踪事件の謎を追うテレビ番組から証言者として出演依頼を受ける。取材に協力するミゲルだったが、次第にフリオと過ごした青春時代や自らの半生を追想していく。そして番組の終了後、「フリオによく似た男が海辺の施設にいる」という思わぬ情報が寄せられる。
エリセは83歳にして、1992年の「マルメロの陽光」以来となる長編を第76回カンヌ国際映画祭のカンヌプレミア部門にて発表。「エリセの切実で完璧な帰還」(Variety)、 「30年以上待つだけの価値ある傑作」(eCartelera)と絶賛された。
「ミツバチのささやき」に当時5歳で主演に抜擢された
このたび解禁されたポスタービジュアルには、映画館のスクリーンに投影された目を閉じた少女の顔に手を伸ばすミゲルのシルエットが切り取られている。国内配給はギャガが担当。
ビクトル・エリセの映画作品
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河添 誠 KAWAZOE Makoto @kawazoemakoto
ビクトル・エリセの31年ぶり長編「瞳をとじて」公開、俳優の失踪をめぐるミステリー https://t.co/Y2aZXCrAM8 g