ビクトル・エリセ「瞳をとじて」本編映像、アナ・トレントとの50年ぶりタッグ回想

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ビクトル・エリセ監督作「瞳をとじて」より、アナ・トレントが出演する本編の一部映像がYouTubeで公開された。

「瞳をとじて」場面写真

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「瞳をとじて」ポスタービジュアル

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本作は元映画監督のミゲルが、自身の監督作品の撮影中に謎の失踪を遂げた人気俳優フリオ・アレナスの記憶をめぐり、自らの半生を追憶するヒューマンミステリー。「マルメロの陽光」以来31年ぶりとなるエリセの長編で、失踪事件を追うテレビ番組に証言者として出演するミゲルをマノロ・ソロ、彼の親友であるフリオをホセ・コロナドが演じた。

「ミツバチのささやき」に出演した当時6歳のアナ・トレント。

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「瞳をとじて」に出演した現在のアナ・トレント。

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ビクトル・エリセ(左)とアナ・トレント(右)。

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エリセの監督デビュー作「ミツバチのささやき」で、映画「フランケンシュタイン」の怪物に魅せられる純朴な少女アナを演じたトレント。本作でも自身の本名と同じ名前であるミゲルの娘・アナに扮した。公開された本編映像には、プラド美術館で働いている彼女とミゲルがカフェで会話するシーンが収められている。トレントとの長編作品でのタッグが50年ぶりとなるエリセは、今まで彼女と連絡を取り続け、友情を育んできたことを回想。そして本作でトレントをキャスティングした経緯を「2021年末のある夜、彼女が出演していたマドリードの劇場の出口で、彼女に話しかけた。“映画の脚本を書いていて、登場人物の1人をぜひ、演じてほしい”と。彼女は即座に承諾した。それぐらい簡単だった」と振り返っている。

「瞳をとじて」は、2月9日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で順次ロードショー。なお本作の公開に先駆けて、エリセの過去作「ミツバチのささやき」「エル・スール」が再上映。現在、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開されている。

映画「瞳をとじて」本編映像

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(c)2023 La Mirada del Adiós A.I.E, Tandem Films S.L., Nautilus Films S.L., Pecado Films S.L., Pampa Films S.A.

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