「淵に立つ」「本気のしるし」で知られる
シンガーソングライターの
深田は「『LOVE LIFE』を何度も聴くうちに、自然と一本のシナリオが思い浮かびました。ある夫婦の話でした。そして、どうしたらその物語とともに最高のかたちで『LOVE LIFE』を映画館に響かせられるかばかりを考えるようになりました。それから20年が経ちました。しぶとく企画を持ち歩き続けていたら、多くの仲間の力を得てこうして映画化することができました。自分は幸せ者です」と企画が成立した喜びを明かしている。
妙子役の木村は「余計についてしまったものを全部そぎ落として、これまでとは違う道へひたむきに進みたいと思った時に『LOVE LIFE』とのご縁を頂きました」と本作への思いを吐露。「深田晃司監督作品をこれまでご覧になっている方々にとっても私のことを応援してくださっている方々にとってもとても新しい一面が見える作品になると思います。本作を通して、自分なりの『LOVE LIFE』という言葉の意味を、見つけて頂ければと思います」とつづった。作中では聴者の役ながら「手話」にも挑戦しているという。
YouTubeでは特報が公開中。矢野によるコメントも下記に掲載した。なお本作は完成前に、フランスでの公開も決定している。
深田晃司 コメント
矢野顕子さんの「LOVE LIFE」を初めて聴いたのは二十歳の頃でした。「なんて美しい歌、美しい歌詞なのだろう」と心震える思いで、矢野顕子さんの多くの歌がそうであるように、言葉のひとつひとつが重層的な意味を持ち様々な解釈を許してくれました。「LOVE LIFE」を何度も聴くうちに、自然と一本のシナリオが思い浮かびました。ある夫婦の話でした。そして、どうしたらその物語とともに最高のかたちで「LOVE LIFE」を映画館に響かせられるかばかりを考えるようになりました。それから20年が経ちました。しぶとく企画を持ち歩き続けていたら、多くの仲間の力を得てこうして映画化することができました。自分は幸せ者です。
主演の妙子を演じてくれた木村文乃さんとは初めてのお仕事でしたが、決して簡単ではない役をリハーサルから一緒に作り上げることができたのは私にとっても大切な時間となりました。一本芯の通った木村さんの強さをこの作品で皆さんにも感じ取って頂けるのではないかと思います。早くスクリーンにお届けしたくて仕方がありません。どうぞお楽しみに。
矢野顕子 コメント
ひとつとして、同じ形をした愛は無い。
そのことを丁寧にうつし取って映像にして見せてくれる、それが「LOVE LIFE」です。
音楽の“LOVE LIFE ”にこんな大きな風景を見せてくださって、ありがとうございました。
木村文乃 コメント
余計についてしまったものを全部そぎ落として、
これまでとは違う道へひたむきに進みたいと思った時に
「LOVE LIFE」とのご縁を頂きました。
深田監督の人柄を知れば知るほど、
安心して身を委ねて、監督が作られた本の中にある
大沢妙子という、ひとりの人を
精一杯生きてみようと思いました。
深田晃司監督作品をこれまでご覧になっている方々にとっても
私のことを応援してくださっている方々にとっても
とても新しい一面が見える作品になると思います。
本作を通して、自分なりの「LOVE LIFE」という言葉の意味を、
見つけて頂ければと思います。
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深田晃司の映画作品
リンク
Chiaki @ Dorama World ドラマワールド @doramaworld
Kimura Fumino stars in new movie "LOVE LIFE" showing in autumn 2022; based on song released by Yano Akiko in 1991; she plays Taeko who lives a happy life with her husband and son but everything changes overnight to a tragedy which befalls her family
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