深田晃司×松たか子「ナギダイアリー」がカンヌ映画祭のコンペ部門に出品、初映像も到着

2

45

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 12 33
  • 0 シェア

深田晃司が監督・脚本を担い、松たか子が主演を務めた映画「ナギダイアリー」が、現地時間5月12日より開催される第79回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に正式出品されるとわかった。深田にとって同映画祭への出品は2年連続4度目となり、コンペティション部門に選出されたのは本作が初となる。

映画「ナギダイアリー」場面写真。松たか子演じる主人公・寄子

映画「ナギダイアリー」場面写真。松たか子演じる主人公・寄子

高画質で見る

平田オリザが第39回岸田國士戯曲賞を受賞した「東京ノート」に着想を得て、深田が岡山県奈義町をモデルにした町・ナギを舞台に新たな物語を紡いだ「ナギダイアリー」。主人公は、ある喪失を胸にナギでひとり創作を続ける彫刻家の寄子だ。ある日、東京と台湾で建築家として活躍する友梨が彫刻のモデルを務めるため、数日間の休暇を取って寄子のもとへやって来る。寄子の幼なじみで若くして妻を亡くした好浩、そして好浩の息子である春樹とその親友の圭太。人々との出会いが、穏やかな日常に小さな揺らぎをもたらしていく。

映画「ナギダイアリー」ティザービジュアル

映画「ナギダイアリー」ティザービジュアル [高画質で見る]

松が寄子を演じ、石橋静河が友梨、松山ケンイチが好浩に扮した。このたびYouTubeでは初映像となる特報が公開され、「ちょっと美人すぎない?」と作品の前で言葉を交わす寄子と、モデルを務める友梨の気心知れたやり取りを収録。好浩の姿や、自然豊かな風景も映し出される。

深田は2016年の「淵に立つ」が“ある視点部門”で審査員賞を受賞し、2020年には「本気のしるし 劇場版」がオフィシャルセレクション、2025年には「恋愛裁判」がカンヌ・プレミア部門に選出された。このたびの出品について「私は映画祭をよく魚市場に例えます。そこには獲れたての新鮮な魚たち=映画たちが並び、自分の店にあった作品を探しに世界中から映画を愛する人たちが集まります。ご縁あって、岡山県奈義町産の映画は南フランスの港町の網に引っかかりました」と感慨深げにコメントする。

また松、石橋、松山にとっては出演作がカンヌに選出されるのは初めて。松は「現地でご覧になっていただく皆様に、なにかを感じてもらえることを祈っています。ささやかな、ダイアリーではあるのですが…。まだ、なんというか、実感がないのですが。でも、嬉しいです!」と思いを寄せた。石橋、松山のメッセージは後掲の通り。

「ナギダイアリー」はスターサンズ配給のもと9月25日より東京・新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国でロードショー。川口和空、藤原聖藤間爽子水間ロン申瑞季もキャストに名を連ねた。なお本作の海外セールスを担当するのは、フランスの大手セールスカンパニーMK2。すでにフランスや台湾など12を超える国と地域での公開が決定している。

映画「ナギダイアリー」特報

映画作品情報

松たか子 コメント

松たか子

松たか子 [高画質で見る]

「ナギダイアリー」が、海を超えて、歴史あるカンヌ国際映画祭のスクリーンにかかること、大変嬉しく思っております。現地でご覧になっていただく皆様に、なにかを感じてもらえることを祈っています。ささやかな、ダイアリーではあるのですが…。まだ、なんというか、実感がないのですが。でも、嬉しいです!

石橋静河 コメント

石橋静河

石橋静河 [高画質で見る]

「ナギダイアリー」に友梨という役を通して参加できたこと、また今回カンヌという大舞台でお披露目ができることがとても嬉しいです!! 深田監督が描いた今回の物語は、さまざまな社会問題が散りばめられていて、それが何気ない会話に大きく深みを持たせているのだと思います。岡山県奈義町の美しい景色の中、皆で紡いだこの物語が世界中の人に届くと思うと、待ちきれません!

松山ケンイチ コメント

松山ケンイチ

松山ケンイチ [高画質で見る]

深田監督は絶対に行くだろうと思っていました。おめでとうございます! この作品は岡山県奈義町で撮影されています。日本には奈義町をはじめ様々な地域に美しい景観や自然がありその地に住む方々も地域の美しさに呼応するように美しさを持っているように思います。奈義町でもそうだったように旅人のように訪れた僕たちも沢山心を動かしてもらいました。是非映画を通して日本の様々な地域の美しさを実際に訪れて体験していただきたいと思います。

深田晃司 コメント

「ナギダイアリー」の映画祭選出、光栄に思います。松たか子さん、石橋静河さん、松山ケンイチさん、川口和空さん、藤原聖さんら俳優たちの活き活きと生きる姿、手練れのスタッフによる上質な仕事の成果を世界中の人々に見てもらえることに、とてもわくわくしています。私は映画祭をよく魚市場に例えます。そこには獲れたての新鮮な魚たち=映画たちが並び、自分の店にあった作品を探しに世界中から映画を愛する人たちが集まります。ご縁あって、岡山県奈義町産の映画は南フランスの港町の網に引っかかりました。山あいで獲れたこのちょっと珍しい魚を市場の棚に並べようと思った漁師たちの目利きに感謝しています。一方で当然ですが、映画の価値は映画祭のみでは計れません。網にかかった魚とうまいこと網をかいくぐった魚、どちらがより美味しいかなんて簡単に決めてかかれることではありません。ぜひ皆さんご自身で味わってお口に合うか確かめて頂ければ嬉しいです。最後に。この映画作りを長年にわたり支えてくださった奈義町の皆さんに最大級の感謝を伝えたいです。本当にありがとうございました。

この記事の画像・動画(全7件)

©2026 ナギダイアリー・パートナーズ (スターサンズ/八朔ラボ/ワンダーストラック) / Survivance / Momo Film Co.

リンク

この記事が役に立ったらいいね!をお願いします

いいね!をすると、Xのタイムラインであなた向けのナタリーの記事が表示されやすくなります。

いいね!する

読者の反応

  • 2

ろくろう @mcz_orz

深田晃司×松たか子「ナギダイアリー」がカンヌ映画祭のコンペ部門に出品、初映像も到着
https://t.co/XDESItqToG

コメントを読む(2件)

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 ナギダイアリー / 深田晃司 / 松たか子 / 石橋静河 / 松山ケンイチ / 藤原聖 / 藤間爽子 / 水間ロン / 申瑞季 / 平田オリザ の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。