「カトウシンスケ出演作特集上映」が明日2月26日から3月4日にかけて神奈川のシネマ・ジャック&ベティで開催される。
「最初の晩餐」でカトウと共演した
カトウシンスケ出演作特集上映
2022年2月26日(土)~3月4日(金)神奈川県 シネマ・ジャック&ベティ
「ONODA 一万夜を越えて」「誰かの花」のチケット料金:一般 1800円 / 大学生、専門学校生 1500円 / シニア 1100円 / 高校生以下 1000円
「ケンとカズ」「風の電話」のチケット料金:一般 1500円 / 大学生、専門学校生 1200円 / シニア 1100円 / 高校生以下 1000円
<上映スケジュール>
「ONODA 一万夜を越えて」開催期間中連日12:40~
「ケンとカズ」2月26日(土)、2月28日(月)、3月2日(水)、3月4日(金)15:45~
「風の電話」2月27日(日)、3月1日(火)、3月3日(木)15:45~
「誰かの花」連日上映中、3月5日(土)以降も続映
染谷将太 コメント
親愛なるカトウさん、特集上映おめでとうございます! いつも私の話を優しく聞いてくれるカトウさん、いつもカフェの1席で役と向き合っているカトウさん、様々な映画で素敵な表情を見せてくれるカトウさん、また仕事でも会いたいカトウさん、これからも素敵な作品を残し続けてください。PSまた美味しい雲丹を待っています。
アルチュール・アラリ コメント
カトウさんは私が深く敬愛する俳優です。繊細な身振りや、眼差し、そして、沈黙によって底しれぬ感情の豊かさを体現し、その身体性と内面性の豊かさによってカメラを惹きつける稀有は俳優です。しかも彼はそうした複雑な演技を極自然にやってのけてしまう。ただ、忘れてはならないのは、そうした彼の資質は驚異的な努力と日々の弛まぬ鍛錬によるものだということです。しかし、彼はその努力を他者には微塵も感じさせない……彼ほど寛大で誠実な人物と仕事ができたのは私にとって大変な名誉であり大きな歓びです。みなさんと同じ場で、彼に直接この言葉をかけることができたらどんなに嬉しかったか……ありがとう島田伍長!
諏訪敦彦 コメント
カトウさんが、友であるアルチュール・アラリの「ONODA」に出演したことがとても嬉しかった。長いジャングルでの撮影で異様な髭を蓄えていた彼に、私は思わず「その髭、剃らないで」と電話して「風の電話」への出演をお願いした。その時送ったシナリオのカトウさんの出演場面だけはほとんど白紙だったと思う。あの絶妙な姉弟のやりとりはほぼ即興で作り上げられたのだ。役やシナリオについて考え抜く人だけれど、彼は役をひとりでコントロールしようとはしない。状況や相手の存在を繊細に受け止めて空気の中に漂うことができるから映画は息づく。そんな彼の包容力が、この映画の中で氷のように固まったハルの表情を一瞬溶かすのだ。別れ際、ハルにそっと現金を渡すというアイディアはカトウさんの即興だ。そんなぶっきらぼうだがとても人間的な優しさが、その後の私たちの長い旅を支えてくれた。
小路紘史 コメント
この“宝物”のような映画たちを映画館に観に行こう。役者“カトウシンスケ”彼の生き様を目に焼き付けよう。この特集はまさに“事件”だ!
奥田裕介 コメント
堂々と言う。
「カトウシンスケは面白い顔をしている」
それは喜劇にも悲劇にもなり得る可能性をもつ面白さだ。
こちら側が「さぁオレをどう撮るか?」と試されているようにも感じる。
それでいて「人ってものは一言じゃ表せないよな」と忘れがちなシンプルなことに気が付かせてくれる。
映画監督に愛され、映画ファンに愛され……いや、人に愛されるカトウさん。
特集で組まれている作品に存在するカトウシンスケはどれも味わい深く、力強い。
私はジャック&ベティからの「全部のカトウシンスケを観て!」というメッセージとして受け取りました。
楽しみ。
カトウシンスケの映画作品
リンク
カトウシンスケ @shinbotch
「ONODA」セザール賞授賞式でキャストにも言及してくれたアルチュールはこちらにも愛のあるコメントを寄せてくれております。
#onoda https://t.co/eS39NblSsB