ジャック&ベティ30周年企画映画「誰かの花」公開日決定、カトウシンスケら出演

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神奈川・横浜の映画館シネマ・ジャック&ベティの30周年企画映画「誰かの花」の公開日が決定した。

「誰かの花」

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「誰かの花」ポスタービジュアル

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「誰かの花」

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シネマ・ジャック&ベティで12月18日から24日に先行上映され、2022年1月29日から全国で順次公開される「誰かの花」。鉄工所で働く主人公の孝秋は、薄れゆく記憶の中で徘徊する父・忠義と、そんな父に振り回される母マチのことが気がかりで、実家の団地を訪れる。しかし忠義は、数年前に死んだ孝秋の兄と区別が付かないのか、孝秋を見てもぼんやりとうなずくだけだった。そしてある日、事故が起こる。団地のベランダから落ちた植木鉢が住民に直撃し、救急車やパトカーが駆け付ける騒動となったのだ。父の安否を心配する孝秋だったが、忠義は何事もなかったかのように自宅にいた。しかしベランダの窓は開き、忠義の手袋には土が。一転して孝秋は父への疑いを募らせていく。

「誰かの花」

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孝秋役のカトウシンスケ、マチ役の吉行和子、忠義役の高橋長英のほか、和田光沙村上穂乃佳篠原篤太田琉星大石吾朗テイ龍進渡辺梓加藤満寉岡萌希富岡英里子堀春菜笠松七海らが出演。「世界を変えなかった不確かな罪」の奥田裕介が監督と脚本を担当した。

奥田は「『赦されるための何か』を探している登場人物たちと一緒に、監督である私も『赦される何か』を探しながら完成させた映画です」と本作を紹介。プロデューサーの飯塚冬酒は「奥田監督をはじめ、みなさまの想いが込められた映画が横浜から全国へ、そして世界へ拡がっていく、そんな夢をぜひ応援してください」と述べている。

奥田裕介 コメント

奥田裕介

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映画を撮る上で「ある悲劇が『善意』から始まったら、その先に救いはあるのか」というテーマを持っています。
私が思う「救い」は「言葉にできない感情に置き場所ができる」ことだと思っています。
「赦されるための何か」を探している登場人物たちと一緒に、監督である私も「赦される何か」を探しながら完成させた映画です。

飯塚冬酒(プロデューサー)コメント

今回、このような作品に携われたことを光栄に思います。機会を与えていただいたジャック&ベティ梶原支配人をはじめ、キャストのみなさま、スタッフのみなさま、ご協力いただいた横浜のみなさまに感謝します。
ジャック&ベティの30周年企画作品ということでご参加・ご協力をいただいた方々も多く、いかに愛されている映画館であるかを本作に携わることを通じてひしひしと感じました。
奥田監督をはじめ、みなさまの想いが込められた映画が横浜から全国へ、そして世界へ拡がっていく、そんな夢をぜひ応援してください。

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(c)横浜シネマ・ジャック&ベティ30周年企画映画製作委員会

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