京都ヒストリカ国際映画祭で「るろうに剣心」シリーズ5作を一挙上映

第13回京都ヒストリカ国際映画祭が、1月22日から1月30日に京都・京都文化博物館および動画配信サービスMIRAIL（ミレール）で開催される。

“歴史”がテーマの同映画祭。前回に引き続き、シアターとオンラインのハイブリッドで実施される。

ヒストリカ・スペシャルでは、「るろうに剣心」シリーズ全5作を2日間で一挙上映。監督を務めた大友啓史らゲストも来場する予定だ。ヒストリカ・ワールドでは世界の歴史映画の中から作品を厳選。女性が母親になる葛藤を描いた「柳」や、ヴァンパイアホラー「すべての月の夜」などがラインナップされている。またヒストリカ・フォーカスでは、「撮影場の女性たち スクリプター田中美佐江と映画女優」と題し、10作品をシアターで、34作品をオンラインで上映する時代劇特集を用意。「おしどり駕篭」「お染久松 そよ風日傘」などがスクリーンにかけられる。

さらに新企画として、YouTube Liveで観客参加型のオンライントーク「夜のヒストリカ」を実施。1月24日を除く開催期間中の上映終了後21時30分から、企画ディレクター・西尾孔志と映画研究者・伊藤弘了が、ゲストと交流しながら映画祭の企画や上映作品を深掘りしていく。また、新たに「ボローニャ復元映画祭」「モントリオール国際歴史映画祭」と連携し、「インフェルノ」のデジタル上映や「オシュラガ 魂の地」日本初上映も実現した。新世代育成プログラムとしては、「京都フィルムメーカーズラボ」参加者と「第12回 京都映画企画市」の優秀企画受賞者である若手監督の2作品を取り上げる。

そして動画配信サービスMIRAILにて、41作品のオンライン上映を実施。ヒストリカ・フォーカスの作品は映画祭期間しか購入できないお得な「まとめ買いパッケージ」が販売される。

第13回京都ヒストリカ国際映画祭

2022年1月22日（土）～1月30日（日）京都府 京都文化博物館 3F フィルムシアター、MIRAIL

上映作品

ヒストリカ・スペシャル

「るろうに剣心」
「るろうに剣心 京都大火編」
「るろうに剣心 伝説の最期編」
「るろうに剣心 最終章 The Final」
「るろうに剣心 最終章 The Beginning」

ヒストリカ・ワールド

「柳」
「すべての月の夜」
「Delicieux（原題）」
「放蕩息子」
「戦場のエルナ」
「オシュラガ　魂の地」

ヒストリカ・フォーカス

「おしどり駕篭」
「お染久松 そよ風日傘」
「冷飯とおさんとちゃん」
「女渡世人 おたの申します」
「鬼龍院花子の生涯」
「華の乱」
「祇園祭」
「蒲田行進曲」
「南国太平記」
「旗本退屈男 謎の怪人屋敷」
「続南国太平記 薩南の嵐」
「旗本退屈男 謎の伏魔殿」
「朱鞘罷り通る」
「鳳城の花嫁」
「ゆうれい船」
「ゆうれい船 后篇」
「大江戸七人衆」
「一心太助 男の中の男一匹」
「お役者文七捕物暦 蜘蛛の巣屋敷」
「江戸っ子判官とふり袖小僧」
「尾張の暴れ獅子」
「若さま侍捕物帖 黒い椿」
「大江戸評判記 美男の顔役」
「酔いどれ無双剣」
「一心太助 男一匹道中記」
「ひばり・チエミのおしどり千両傘」
「間諜」
「新蛇姫様 お島千太郎」
「小判鮫・お役者仁義」
「木枯し紋次郎」
「赤穂城断絶」
「真田幸村の謀略」
「魔界転生」
「櫂」
「吉原炎上」
「女帝 春日局」
「福沢諭吉」
「千年の恋 ひかる源氏物語」

ヴェネツィア・ビエンナーレ - ビエンナーレ・カレッジ・シネマ提携企画

「小さな聖女」

ボローニャ復元映画祭 - チネテカ・ディ・ボローニャ連携企画

「インフェルノ」

京都フィルムメーカーズラボ連携企画／カムバックサーモン ・プロジェクト

「AGANAI 地下鉄サリン事件と私」

京都映画企画市連携企画

「水虎」