菅田将暉と原田美枝子が「百花」でダブル主演、原作・脚本・監督は川村元気

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菅田将暉原田美枝子がダブル主演を務めた「百花」が、9月9日に公開される。

「百花」劇中ビジュアル

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原作「百花」書影

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川村元気の小説が原作の「百花」は、2人で生きてきた親子の愛と記憶と忘れられない事件をめぐる物語。記憶を失っていく母と向き合い、思い出をよみがえらせていく息子・葛西泉に菅田が扮する。すべてを忘れていく中でさまざまな時代の記憶を交錯させていく母・葛西百合子を原田が演じた。川村が脚本を手がけ、監督も務めている。

菅田は「原田さんとふたり、ボロボロになりました。ふと思い出してはニヤニヤしています。公開が楽しみです」とコメント。原田は「なかなかOKが出なかったシーンのロケで、ふと空を見た時、黒澤(明)さんや溝口(健二)さん、私の恩師である増村(保造)さんたちが並んで見守ってくれているような、不思議な感覚を味わいました」と撮影を振り返った。

なおYouTubeでは超特報映像が公開中。

菅田将暉 コメント

川村元気さんとはこれまで色んな現場でお会いし、何本もお世話になっているのですが、世界中を飛び回り常に新しいものを探し続けるその姿勢に、どこか超人めいた華やかさを感じていました。しかし今回ご自身で書き、監督する「百花」を初めて読んだ時にびっくりしました。こんなにも小さな、小さな小さな物語。誰もが通る、親子の、家族の、褪せていく記憶の世界。どうしようもない人間の性が溢れていて、原作小説を読みながら気づいたら泣いてました。今、川村元気さん本人の手で残すべき作品だと思いました。自分の曖昧な記憶と向き合い、忘れていく人間を自覚し、足掻いていこうと思いました。そして、一生忘れられないテイクが生まれました。原田さんとふたり、ボロボロになりました。ふと思い出してはニヤニヤしています。公開が楽しみです。皆さまの記憶にこびりつき、明日がより豊かになる事を願っています。

原田美枝子 コメント

私自身、母の記憶にまつわるドキュメンタリー映画をつくっていたので、この本をすごく面白く読ませていただきました。当たり前だったことが次の瞬間分からなくなる、記憶を失っていく様をリアルにみせていくのは、非常に難しく大変でした。また現在の自分と20歳以上若い過去の自分の両方を演じたりと、いろいろなチャレンジがあり、冒険をさせてもらった現場です。
菅田さんは個性の強い方という印象だったんですけど、話し始めたらすごく素直で頼れる方で、たくさん支えてもらいました。川村監督は俳優のことをちゃんと見てくださる方で、信頼して身を任せることができました。
なかなかOKが出なかったシーンのロケで、ふと空を見た時、黒澤(明)さんや溝口(健二)さん、私の恩師である増村(保造)さんたちが並んで見守ってくれているような、不思議な感覚を味わいました。
みんなで魂を込めて作った作品です。楽しみに待っていてください!

川村元気 コメント

「あなたは誰?」
五年前に私のことを忘れてしまった祖母。
徐々に記憶を失っていく祖母と向き合いながら、私自身が様々なことを忘れていたり、記憶を書き換えながら生きていることに気付かされました。
人間は体ではなく記憶でできている。
どうしようもない瑣末な記憶ですら、それらは複雑にその人に根ざし、その人を形成している。
そんな実感から生まれた小説が「百花」でした。

原作小説を読み、すぐに電話をかけてきてくれた菅田将暉くん。
脚本や芝居について。何度も話し合いを重ねた原田美枝子さん。
監督をしながら自分で書いた物語の記憶は散り散りになり、いまは素晴らしいスタッフ、キャストと共有する記憶として再構成されています。
目下編集中ですが、菅田将暉、原田美枝子の凄まじい姿が映っていることだけは確かです。
完成をしばし、お待ちいただければ幸いです。

この記事の画像・動画(全3件)

(c)2022「百花」製作委員会

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