同作では、宇宙が大好きなエリオが、さまざまな星のリーダーが集まる“コミュニバース”でエイリアンの少年グロードンと出会い、絆を深めていくさまが描かれる。日本版では川原がエリオ、佐藤がグロードンに声を当て、清野が両親を亡くしたエリオの親代わりになる叔母・オルガ、野呂がハイテクお助けコンピューターのウゥゥゥゥ、中谷がオルガの部下であり無線オタクのメルマックを演じた。
松山が声を担当するのは、コミュニバースに拒まれ、復讐に燃えるエイリアンの戦士・グライゴン閣下。松山は役どころについて「自分史上一番の敵役、これ以上ないぐらいの悪役です」と紹介し、「オーディション(で決まったこと)がめっちゃくちゃうれしくないですか!?」と共演者たちと喜びを共有する。川原は「僕もエリオと同じように宇宙が好きで、オーディションのときからずっとやりたいなと思っていたので、すごくうれしくて飛び上がっちゃいました」、佐藤は「うれしすぎて、収録にはディズニーの洋服を着て行きました」と振り返った。
完成した本編を観た清野は、「グロードンがエリオに『そのままの君が好きだよ』と声を掛けるシーンがあるんですけど、その純粋無垢な言葉が大人の自分には刺さって涙が出ました」と口にする。松山はネタバレを気にしつつエリオとオルガのシーンを挙げ「オルガが待ってるじゃないですか。あそこがもう……! “大人が泣ける映画”というのはまさにその通りだなと思います」と話した。
野呂は「エリオにはいろんな困難や試練が訪れるけど、そのたびに勇気を振り絞って解決に持っていこうとする姿に『自分もこうなれたらもっと楽しいだろうな』と思える。自分に重ねる部分もたくさんあります」と語る。中谷は「エリオとグロードンの関係性がずっとよくて泣かされました。あと、グロードンが大好きになる! ぬいぐるみ早く売ってくれ!」と伝えた。川原は「コミュニバースがすごく色鮮やかで、すごくストーリーに引き込まれました」、佐藤は「映像がきれいだったのと、グロードンの動きがかわいかったです」と見どころをアピールした。
「宇宙に行きたい」と願い続けてきたエリオにちなみ、イベント終盤にはキャストそれぞれの願いを発表するコーナーも展開された。川原は「宇宙に行きたい」、家で植物を育てている清野は「害虫がつきませんように……」、松山は「(いろんな分野の人との)繋がりが生まれますように」、野呂は「楽しい気持ちでいっぱいになりますように」、中谷は「脱・独り」と回答。最後にはキャスト全員で佐藤の「グロードンのぽーズでしゃしんをとりたい」という願いを実現させた。
映画「星つなぎのエリオ」日本版本予告
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