下津が自ら原案を手がけた本作は、組体操という集団行動における人間の行動心理の根底を、コミカルかつシリアスに描き出すSFサイコエンタテインメント。引っ込み思案な女子高校生・愛は海外帰りの転校生・優と出会い、彼女のことが気になるものの、日本の学校の集団行動になじめない優に苛立ちを感じていた。ある日、校庭で1人の生徒が四つん這いになり、動かなくなった。教師や友人が止めようとしても動かず、やがてその生徒の横に同じように生徒が四つん這いで並び始める。不思議なことに学校も人間ピラミッドを“いいもの”として参加を勧め、積み重なった生徒たちは一様に穏やかな表情に。愛もなぜかピラミッドに加わりそうになる。それは地域全体を巻き込む、集団怪現象の始まりにすぎなかった。
愛を演じる山田は「組体操で攻撃?ピラミッド?と初めて台本を読んだ時はなかなか想像がつかなかったものの。笑 撮影が始まるとその世界観に少しずつ浸っていくような感覚がありました」と振り返り、「とても刺激的な体験をさせていただきました! 新感覚な映画になっています」とアピール。下津は「この物語は、山田杏奈さん演じる“愛”と、転校生である“優”の物語である。つまりは、私(I)とあなた(You)、これは私たちの物語である。人間ピラミッドは思考停止した日本社会の象徴。目を覚まし、団結することを願って」と語った。
あわせて解禁されたティザービジュアルには、組体操をする生徒たちをぼうぜんと見上げる愛の姿に「集団行動、ナイス恐怖です。」という意味深長なコピーが添えられた。なお本作は韓国のプチョン国際映画祭、スイスのヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭、カナダのファンタジア国際映画祭への出品が予定されている。
山田杏奈 コメント
組体操で攻撃?ピラミッド?と初めて台本を読んだ時はなかなか想像がつかなかったものの。笑 撮影が始まるとその世界観に少しずつ浸っていくような感覚がありました。
自分の意思は本当に自分の決めていることなのか、、いろいろなことを考えるきっかけにこの作品はなるかもしれません。
とても刺激的な体験をさせていただきました!
新感覚な映画になっています。
下津優太 コメント
この物語は、山田杏奈さん演じる“愛”と、転校生である“優”の物語である。つまりは、私(I)とあなた(You)、これは私たちの物語である。人間ピラミッドは思考停止した日本社会の象徴。目を覚まし、団結することを願って。
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『みなに幸あれ』下津優太監督の新作!!!
これは気になる
山田杏奈が人間ピラミッドを見上げる、SFサイコエンタメ「NEW GROUP」2026年に公開
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