第34回東京国際映画祭のラインナップ発表、アンバサダー橋本愛が抱負を語る

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第34回東京国際映画祭のラインナップ発表記者会見が本日9月28日に東京・東京ミッドタウン日比谷 BASE Q ホールで行われ、フェスティバルアンバサダーを務める橋本愛、映画監督の吉田恵輔らが出席した。

左から吉田恵輔、橋本愛。

左から吉田恵輔、橋本愛。

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「第34回東京国際映画祭」ポスタービジュアル

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メイン会場を六本木から日比谷、有楽町、銀座エリアに移転し、プログラマーの交代による部門改変も行われた本映画祭。「コロナを超えたその先の映画の在り方を考えていく」「国際映画祭として『国際』色を高めていく」「男女平等、環境保全などSDGsへ積極的に取り組んでいく」という目的を踏まえつつ、今回は「越境」というコンセプトを掲げている。

映画祭の顔となるフェスティバルアンバサダーを務める橋本は、本映画祭で鑑賞した「エンドレス・ポエトリー」に「自分の人生をまるごと救われた」と述べ、「自分の出演作を上映していただいたり、レッドカーペットを歩いたり、舞台挨拶で観客の皆さんと挨拶する機会があったり、縁のある映画祭だと思っていたので、フェスティバルアンバサダーという新たなご縁をいただきありがたい気持ちです」と思いを口にする。そして「1人ひとりの生活に、映画、芸術がもっといい意味ではびこっていけたらいいなと思っているんです。この映画祭も人生、生活のもっともっと大きな一部になっていけるように、どうしていったらいいか、前向きに考えていけたらと思っています」と抱負を語った。続いて気になる作品としてオープニング作品である「クライ・マッチョ」を挙げ、「クリント・イーストウッド監督の作品は観たいですね。あとは、ダンスや舞踊など身体芸術が好きなので、田中泯さんのドキュメンタリー『名付けようのない踊り』を観たいです」とコメントする。

昨年はコロナ禍の影響により「TOKYOプレミア2020」として、コンペ形式ではなくショーケース形式で開催された同映画祭。2年ぶりとなるコンペティションには、2021年1月以降に完成した長編映画を対象に、113の国と地域から1533本の応募があり、その中から計15作品がラインナップに並んだ。その内訳は、世界初上映となるワールドプレミアが10本、アジアンプレミアが5本。審査委員長をイザベル・ユペールが務めるほか、青山真治、クリス・フジワラ、ローナ・ティー、世武裕子が審査員に名を連ねる。

吉田恵輔

吉田恵輔[拡大]

続いて、「Nippon Cinema Now」にて、“世界に評価されるべき監督”として特集が組まれることになった吉田が登場。大切にしていることを問われると「人間が持っている感情の変化が一番自分の好きなところです。嫉妬だったり、自己顕示欲だったり恥部みたいなもの。描いているのは自分自身の心。俺がいかに恥部の塊か。そんな僕でも変われる可能性があるぜっていう映画を作っています」と言及し、「ジャッキー・チェンに会いたくて、映画監督になったんです。映画を目指していると映画を嫌いになる瞬間もある。これだって作品があるとまた急に好きになる。そんなふうに映画に戻れる1本を作れる人でいたいですね」と思いを伝えた。

イベント中盤には是枝裕和らが企画し、昨年立ち上げられた「アジア交流ラウンジ」が今年も開催されることが明らかに。ブリランテ・メンドーサ永瀬正敏、ユペールと濱口竜介カミラ・アンディニ岨手由貴子アピチャッポン・ウィーラセタクン西島秀俊バフマン・ゴバディと橋本がトークを行う。また現在、細田守とポン・ジュノの参加も調整中だ。

第34回東京国際映画祭の上映スケジュールは10月上旬に発表予定。チケットは映画祭公式サイトでのメルマガ会員向け抽選販売、先行抽選販売に続き、10月23日より、部門別に一般販売される。作品のラインナップは下記で確認を。

※吉田恵輔の吉はつちよしが正式表記

第34回東京国際映画祭

2021年10月30日(土)~11月8日(月) 東京都 日比谷・有楽町・銀座地区

オープニング作品

「クライ・マッチョ」

クロージング作品

ディア・エヴァン・ハンセン

コンペティション

「アリサカ」
「カリフォルニー」
「クレーン・ランタン」
「ザ・ドーター」
「その日の夜明け」
「四つの壁」
「オマージュ」
ちょっと思い出しただけ
「市民」
「一人と四人」
「もうひとりのトム」
「復讐」
「ある詩人」
「三度目の、正直」
「ヴェラは海の夢を見る」

アジアの未来

「アメリカン・ガール」
「ASU:日の出」
「もろい絆」
「ブローカーたち」
「異郷の来客」
「最後の渡り鳥たち」
よだかの片想い
「誰かの花」
「ザクロが遠吠えする頃」
「世界、北半球」

ガラ・セレクション

「チュルリ」
「タミー・フェイの瞳」
フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊
「GENSAN PUNCH 義足のボクサー(仮題)」
The Hand of God
ラストナイト・イン・ソーホー
「リンボ」
MEMORIA メモリア
パワー・オブ・ザ・ドッグ
「Raging Fire(英題)」

ワールド・フォーカス

「箱」
「リベルタード」
「ベネシアフレニア」
「洞窟」
「ムリナ」
「スワン・ソング」
「テロライザーズ」
「復讐は神にまかせて」

TIFFシリーズ

「フォークロア2:お出かけ」
「フォークロア2:あの風が吹いた日」
「最初の花の香り」

Nippon Cinema Now

彼女が好きなものは
川っぺりムコリッタ
親密な他人
スパゲティコード・ラブ
「なぎさ」
「名付けようのない踊り」
ムーンライト・シャドウ

監督特集 人間の心理をえぐる鬼才吉田恵輔

空白
BLUE/ブルー
ヒメアノ~ル

日本映画クラシックス

家族ゲーム」4Kデジタルリマスター版

田中絹代 監督特集

月は上りぬ」4Kデジタル復元版
乳房よ永遠なれ」4Kデジタル復元版
流転の王妃」4Kデジタル修復版
お吟さま(1962年)」4Kデジタルリマスター版

ジャパニーズアニメーション部門

TIFFマスタークラス

「2021年、主人公の背負うもの」
「アニメーター・大塚康生の足跡」
「『仮面ライダー』の未来へ」

2021年、主人公の背負うもの

犬王
漁港の肉子ちゃん
グッバイ、ドン・グリーズ!
フラ・フラダンス

アニメーター・大塚康生の足跡

「じゃりン子チエ」
飄々~拝啓、大塚康生様~
わんぱく王子の大蛇退治

「仮面ライダー」の未来へ

仮面ライダー対ショッカー
仮面ライダー対じごく大使
仮面ライダーV3対デストロン怪人
仮面ライダーBLACK 鬼ヶ島へ急行せよ
劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー
仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ

ユース

TIFFティーンズ

「牛」
「クリプトズー」
「私たちの永遠の夏」

TIFFチルドレン

争闘阿修羅街」(山崎バニラの活弁小絵巻 2021)
「ローレル&ハーディの山羊の失恋」(山崎バニラの活弁小絵巻 2021)
「ローレル&ハーディのリバティ」(山崎バニラの活弁小絵巻 2021)

TIFFティーンズ映画教室2021

映画が生まれるとき~TIFFティーンズ映画教室2021~
青チーム「4 sights」
赤チーム「ここにいるよ」
黄チーム「紙ひこうき」

国際交流基金アジアセンター × 東京国際映画祭 co-present トークシリーズ@アジア交流ラウンジ

ブリランテ・メンドーサ × 永瀬正敏
イザベル・ユペール × 濱口竜介
カミラ・アンディニ × 岨手由貴子
アピチャッポン・ウィーラセタクン × 西島秀俊
バフマン・ゴバディ × 橋本愛

ワールド・シネマ・カンファレンス「映画界の未来」(仮)

ゲスト登壇者(予定)
フレデリック・ボワイエ
カルロ・シャトリアン
ジャン=ミシェル・フロドン
クリスチャン・ジュンヌ

東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場

仮面ライダー50th 仮面ライダーアニバーサリー in TIFF
東京国際映画祭 屋外上映会2021
アイム・ユニバースpresents 「つばめ刑事」イベント上映

共催・提携企画

「PFFアワード2021」グランプリ受賞作品上映(「ばちらぬん」)
第18回文化庁映画週間
「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2021」受賞作品上映
日本映画監督協会新人賞 上映とシンポジウム(「37セカンズ」)
第22回東京フィルメックス

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第34回東京国際映画祭のラインナップ発表、アンバサダー橋本愛が抱負を語る
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#東京国際映画祭 #TIFFJP #橋本愛 #吉田恵輔 #永瀬正敏 #濱口竜介 #岨手由貴子 #西島秀俊 https://t.co/G6kV51dSUW

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