【日本アカデミー賞】「ミッドナイトスワン」が最優秀作品賞、草なぎ剛も驚き隠せず

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ミッドナイトスワン」が第44回日本アカデミー賞の最優秀作品賞を獲得。本日3月19日に東京・グランドプリンスホテル新高輪で行われた授賞式で発表された。

「ミッドナイトスワン」 (c)2020 Midnight Swan Film Partners

「ミッドナイトスワン」 (c)2020 Midnight Swan Film Partners

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内田英治のオリジナル脚本を実写化した「ミッドナイトスワン」は、トランスジェンダー女性として体と心の葛藤を抱えながら生きる凪沙を主人公とした物語。彼女が親からの愛を受けずに育った中学生・桜田一果と出会い、母性に目覚めていくさまを描いていく。

ブロンズを受け取ったのはプロデューサーの森谷雄。凪沙を演じた草なぎ剛は、最優秀主演男優賞も獲得しており、最優秀作品賞の受賞に「マジか、いいんですか」と驚きを隠せない様子。「奇跡は起きるんだなって思いました」と喜びを噛みしめ、「あきらめたりしないで一歩ずつ、たまには振り返ることは人間誰しもあると思うんですけど、そこから少しでも進むといいことがあるんだなと思いました。本当に、この映画を愛していただいてありがとうございます」と観客に感謝の言葉を捧げた。なお、本作では一果役の服部樹咲が新人俳優賞を受賞している。

映画ナタリーでは、このあとも授賞式の模様を引き続きレポートする。

※草なぎ剛のなぎは弓へんに前の旧字体、その下に刀が正式表記
※授賞式の写真掲載期間は終了しました

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優秀作品賞

「浅田家!」
「男はつらいよ お帰り 寅さん」
「罪の声」
★「ミッドナイトスワン
「Fukushima 50(フクシマフィフティ)」
※★印が最優秀作品賞

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(c)日本アカデミー賞協会

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じろさん(じろともトン) @jirotomoton

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